最終面接になぜ落ちるのか?|最後に取りこぼししないために注意すべきこと!

最終面接に落ちないための対策 面接

選考のステップを一段ずつ上がってきて、次は最終面接だと聞くとやはりホッとします。

最終面接はあまり落ちないとか、落ちる場合はよほどの場合だという話も聞きますよね。

そのためなんとなく安心してしまったり、逆にそれがプレッシャーになって普段の力が出なかったのか、予想に反して落ちてしまうと非常に大きなショックを受けます。

単なる油断か、あるいは作戦不足なのか。

落ちる理由を分析しながら最終面接についてもう一度意味をよく理解し、突破するための準備と心構えを紹介しましょう。


1. 最終面接の落とし穴

最終面接に落ちる理由は、最終面接ならではの「落とし穴」があります。

第一次・二次面接と同じように考えていたために、まさにこの「落とし穴」にハマってしまい、落ちたということがよくあります。

その落とし穴とは、次の2つです。

  1. 最終面接の面接官は、一次・二次とはまったく違うタイプ
  2. 最終面接の目的は、「選ぶ」のではなく「決める」

1. 最終面接の面接官は、一次・二次とはまったく違うタイプ

最終面接の面接官は、最終というだけあって大企業なら会社役員、中小企業なら社長が担当します。

ちなみに、一次面接は採用担当者二次面接は人事部や総務部の部長級といったところです。

これは、面接官をする人の役職や会社の立場が単に上がっただけかというと、そうではないのです。

一次・二次面接の担当者は、採用面接に限らず社員の進級面接や評価なども担当し、面接経験の多いいわば面接のプロ的な人です。

それに対し最終面接に立ち会う面接官は、会社経営の専門家であって「面接慣れ」や「質問慣れ」しているわけではありません。

具体的にいうと、たとえば「志望動機」という言葉は面接のプロには自然に出てくる言葉です。

しかし「面接慣れ」していない経営者にとっては、表現が平たくなり

    「当社をどうして受けようと思ったの?」
    「当社のことをどれぐらい知っているの?」

となります。

また、現場志向が強く、丁寧なビジネス用語を使う機会の少ない幹部は「ウチの会社のどこが気に入ってくれたの?」とか「ウチの工場見てくれた?どうだった?」といったフランクな質問が飛んできます。

これらの質問は、一次・二次面接ではいずれも「当社の“志望動機”を述べて下さい。」と、ごくマニュアル的な想定質問通りの聞き方です。

それに対して最終面接では、聞いている意味は同じなのにあまり聞きなれない質問をされるので、突然戸惑ってしまい返事に窮することになります。

その他、自己PRだと「君は何が“売り”なの?」とか、趣味に関してだと「暇なときや休みは何しているの?」と、およそ採用面接の質問らしからぬ質問をしてきます。

でも、聞いている社長や幹部が聞きたいのは、間違いなく「自己PR」と「趣味」なのです。

面接質問と言うより、会話の延長のような聞き方です。

これが、一つ目の落とし穴です。

2. 最終面接の目的は、「選ぶ」のではなく「決める」

一次・二次面接を通じての面接の目的は、多くの応募者の中から自社にふさわしい人を「選ぶ」という作業になります。

AさんよりBさん、BさんよりCさんの方がよりふさわしい、と比較しながら採用人数まで絞り込んで行くというプロセスです。

しかし、これが最終面接になると「比較」の意味はあまりなくなり、「採用候補」の中から「決める」という作業になります。

決める基準は、現場の採用担当者や人事部のメンバーが選んできた「採用候補」に対して、社長や役員なりの観点から質問をした結果の判断となります。

「採用候補」という意味は、一次・二次面接および筆記試験や適性検査を通過して、一応申し分ないレベルに到達しているが、最後は会社幹部による確認、承認を待っているという意味です。

応募者側からすれば、現場の採用担当や人事担当が「当確圏内」の決定をしてくれているものに対して、最終面接で期待を裏切らないことが大事になります。

最終面接だからと言って油断したり、また「当確圏内」だからといって余計な発言やパフォーマンスをすると「決める」ことができなくなります。

これが2つ目の落とし穴です。

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2.経営幹部の考えていること

最終面接での落とし穴にはまらず、なおかつ経営幹部の質問にうまく応じて行くには、会社の経営幹部が何を考えながら面接をしているのか理解しておくことが大切です。

1 将来を託せる人材であるかどうか

ひとつ言えることは、経営幹部は現場の採用担当者や人事担当者より年齢が高いということです。

採用担当者や人事担当者がお兄さん、お姉さんといった少し年上の先輩社員視点で応募者を見るのに対して、経営幹部はお父さん、お母さん視点で応募者を見ます。

  • 将来会社の主要ポストを託せるに値するかどうか
  • 幹部的な素養を持っているかどうか

など、中長期的な視点で見ようとします。

ちなみに、第一次・二次面接を担当する面接官は、「一緒に働くにふさわしいか」あるいは「自分の部下としてほしいかどうか」など、比較的身近な存在として応募者を見ようとします。

そのため、経営幹部の質問はあまり細部を尋ねる質問ではなく、「考え」や「理由」を聞こうとします。

    「将来、どんな仕事をしていたいですか?」
    「それはどうして?」
    「仕事ってなんだと思います?」
    「仕事でもいいし、プライベートでもいいし将来の夢はありますか?」
    「これから◯◯業界はどうなっていくと思いますか?」
    「今まで以上に円高が続くとどうなると思う?」

これらはストレートに聞いてくる場合ですが、あえて逆説的に質問して本音を引き出そうとする場合もあります。

    「◯◯業界は今大変厳しい状況だけど、やっていけそうですか。」
    「将来の仕事の夢はよくわかったけど、現実は難しいけど大丈夫?」
    「前職経験を活かしたいらしいけど、ウチの会社はそんなにうまくいかないよ。」

2 若いからこその発想を持ち合わせているか

経営幹部が期待するもうひとつの観点は、「若さを持ち合わせているか」という点です。

一次・二次面接を通過してきたのだから、当社の選考基準はクリアしていて大丈夫だと思うが、目に見えない「やる気」や「元気さ」、特に「若さ」は最終でよく見ておきたいと言うのが経営幹部の考えです。

会社経営を続けていくと、企業は時にマンネリ化に陥ったり発想が固定化してしまうのを誰よりもよく知っているのは経営幹部です。

そして、これを打破していくのは若い人たちの新鮮な発想だと信じています。

面接をしていて、どんな質問にも差し障りなく要領よくこなしていくタイプより、粗削りながら発想が斬新であったり、常に前向きな若さのあふれる人に傾くのは、ある程度年齢が高くなってきた経営幹部としては欲しい人材だからです。

    「これだけは誰にも負けないってことってある?」
    「自分の発想はユニークだと思うことある?」
    「負けず嫌いですか?」

3.コレさえ忘れなければ最終面接には落ちない?

再度確認ですが、一次・二次面接および筆記試験や適性検査をクリアしてきての最終面接は、ほぼ「当確圏内」なのです。

この「当確圏内」を最後まで守り通すために、以下の点を注意すれば「自滅」せず「内定」を手中にできます。

1 若さを強調する

社長や役員が望んでいる人材は、企業に刺激を与えてくれる「若さ」です。

履歴書の年齢に相応しい活力を面接から感じ取ってもらうよう、声は最大限の大きさで返事をする。

大きすぎることはない。

また、態度はキビキビ感を与えるよう動作にメリハリをつけましょう。

2 役員の前だからと言ってカッコをつけない

最終面接まできたことで調子に乗り、役員の前でいいところを見せてやろうなんて思わないこと。

相手は、連戦練磨の会社役員ということを肝に命じること。

難しい質問に苦し紛れの言い訳じみた返事より、大きな声で「わかりません!申し訳ありません!」と答えること。

つまらないパフォーマンスはすぐに見透かされます。

3 自分を推薦してくれた一次・二次の担当者のアドバイスを守る

最終面接への案内をしてくれた採用担当者のさりげない一言を聞き逃さないこと。

彼らも自分たちが推薦する応募者が、幹部から「いい人材だね!」という褒め言葉を期待しています。

「話は短くするように」とか「志望動機をしっかり言ってね!」など、役員のクセや好みをわかってアドバイスをくれています。

4 “座談会”や“懇談形式”に要注意

「リラックスした日頃の姿を見たいので、堅苦しい最終面接はやめ座談会や懇談形式で役員と対話をしてもらいます。」という案内には十分注意を払うように。

「どんなことでもいいから気にせず聞いてくれたらいいよ」と言いながら、どこかで非常識レベルの素顔を嗅ぎ取ろうとしている場合が多いでしょう。

5 キョロキョロしない

最終面接で社長が登場すると、その取り巻きも出てきてどうしても面接官の人数が多くなりがちとなります。

まず、数に圧倒されるのと誰が社長だろうかと詮索したくて、ついついキョロキョロと面接官を見てしまうかもしれません。

しかし、そこはぐっと我慢して、質問者に集中するのを忘れないようにしましょう。


最終面接のシミュレーションは必要ない?

最終面接 笑顔

以上をしっかり心得ておいた上で、なおかつ「想定質問」の欲しい人は次の文章をよく読んで下さい。

最終面接でよく聞かれる質問と答え方のシミュレーションは、実はあまりしない方が正解なのです。

そもそも、会社の役員クラスが聞きたいことに「定型的なこと」などあるはずもなく、準備することに意味がありません。

その場その場で聞いてみたいことを、ほぼ思い付きに近い形で口に出すと考えた方がいいでしょう。

また、その内容は社長や役員自身の性格のよるところが多いので、予測不可能です。

その意味では「会話」と思った方がいいでしょう。

「昨日はよく眠れましたか?」と突然聞かれて、ベストな答えを用意しておくなんてことは不可能なのです。

自分が入社を希望している会社の役員から話しかけられ、“会話” するぐらいの心構えで臨むことをおススメします。

「はい!ありがとうございます!」が正解です。
 

あらためて1次・2次面接との違いは、
1次面接~2次面接~最終面接の違いを知れば、突破するためのポイントが見えてくる!

あなたが最終面接を無事にクリアできますように。

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