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40代女性 再就職で正社員へのステップ③【アラフォー】としての「面接」対策

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40代女性 再就職で正社員へのステップ3

「40代女性の再就職」シリーズの第3回目。仕上げは、なんといっても面接対策です。

第1回目は40歳代で挑戦するにあたっての心構え、第2回目は採用選考の予選通過(書類選考)に必須の職務経歴書の書き方でした。

そしていよいよ今回の「面接対策」です。

職務経歴書で仕込んだ内容を面接質問でうまく引き出し、転職を成功させるためにはどういう受け答えをすればいいかを具体的に解説していきたいと思います。

基本質問への応答例はもちろんですが、特に「40代」「女性」だからこそ、面接官が間違いなく聞いてくる質問とその応答例を紹介していきましょう。

1.冒頭の簡単な自己紹介

自己紹介は、面接の冒頭で尋ねられる基本質問のひとつです。

応募者と面接官の最初の挨拶のようなもので、軽く尋ねてこられることがよくあります。

面接官
「今日は、当社まで足を運んでいただきありがとうございます。では、まず最初に簡単に〇〇さんの自己紹介をお願いできますでしょうか?」

あるいは、

面接官
「今日は面接にお越しいただきありがとうございます。当社の場所はすぐわかりました?」
面接官
「こちらに来るまで時間はどれぐらいかかりました?」
 
と、一旦前置きして(多少、和ませつつ)自己紹介に入ることもあります。

求職者
『はい、名前は〇〇〇〇(フルネーム)と申します。本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

では、簡単に自己紹介をさせていただきます。

職歴としましては、〇年に〇〇大学を卒業後、食品総合商社の○○に入社いたしました。そこで営業事務の仕事を5年間やってまいりました。その後食品メーカーで商品開発の仕事で3年間勤務した後、結婚を機に退職しております。

その後、家庭に入りましたが長男を出産後しばらくして、地元のスーパーで4年間、総務事務のパートをいたしました。その後、次男の出産を機に再び退社し、現在に至っております。

前職の3社では事務の仕事が主だったので、事務職に必要なスキルは十分あると考えます。今回の御社の募集は販売事務ということですが、私自身のこれまでの経験やスキルを生かし、御社に貢献するとともに、私自身のキャリアアップも図れるのではないかと思い応募いたしました。

退職後の多少のブランクはありますが、もともと積極性と協調性はあると自負しており、ご指導をいただく中でしっかり頑張れる自信があります。

なお、私の現在の家庭環境ですが、小6と中2の子供がおりますが、二人とも手を離れ仕事に専念できる状態となりましたので、今回応募を決心いたしております。

以上簡単ですが、自己紹介させていただきました。』

 
ポイントは、履歴書に沿ってかいつまんで説明する感じで、時間にして1分少々が適当です。

詳細は後ほど詳しく聞かれるのはわかっていますので、自己紹介では目次を紹介する感じで大丈夫です。

ただ、「40代・女性」の部分は、あえて面接までステップを進めてくれていることに反応して、冒頭から「働く意欲面の強調」と「仕事に専念できる家庭環境」にあることはしっかりと伝えておきましょう。

そのほうが面接官の“食い付き”はよくなります。

2.「40代・女性」ならではの想定質問

簡単な自己紹介がすむといよいよ本論です。

ここでは「40代・女性」ならではの想定質問を中心に取り上げ、応答例を紹介していきましょう。

① 働く意欲面や家庭環境について

(1)ブランクについて

面接官
「さきほどの自己紹介で、ブランクは克服していけるという趣旨の話がありましたが、実際のところ、前職や前々職を辞められてからずいぶん時間が経ちますが、大丈夫ですか?」
求職者
『はい、大丈夫です。新卒後に入社した食品専門商社から、次のスーパー様にお世話になった時も多少ブランクがあり、かなり不安だったのですが、数日間勤めるうちに以前の勘が戻ってきた経験があります。わからない点はすぐに尋ねる方で、周囲のみなさまに助けていただき、やり遂げてまいりました。』

 
ポイントは、ためらわず『はい、大丈夫です!』と結論を言うことです。

ブランクがあってもなくても、新しい会社への転職は不安だらけで正直、心配事のタネは尽きませんが、いちいち「やっていけるだろうか?」という不安を一切見せる必要はありません。

ただ、「周囲の方に助けてもらい・・・」という謙虚な気持ちを忘れずに添えておくことで印象がよくなります。

(2)子供は大丈夫?

面接官
「お二人の子供さんは手を離れたとのことですが、家庭をもっておられるとどうしても、学校行事その他で急に休まざるを得なくなったりしますが、その辺大丈夫でしょうか?」
求職者
『はい、それも大丈夫です。学校行事は事前に予定がわかりますので問題はありません。

急な事情といっても、ここ数年を振り返って身動きが取れなくなったということはございません。余程のことがあった場合の夫の協力も取り付けておりますので、まずは大丈夫かと思います。』

 
急に休まざるを得なくなる可能性は、冠婚葬祭含め、それが「40代・女性」に限ってということはあり得ません。

通常の会社勤務であれば、有給休暇を使ってやりくりするのが普通です。

それをためらって、『子供が急に熱が出て看病しなければならない時は、有給休暇は取れるのでしょうか?』などと逆質問をしてしまうと、心配の気持ちが前に出てしまい、及び腰での就職を見透かされてしまうので要注意です。

(3)正社員はきついですよ。

面接官
「今回の当社の募集はパート勤務ではなく、正社員ですが大丈夫ですか?」
求職者
『もちろん、大丈夫です。正社員募集として応募いたしました。パート勤務は考えておりません。

パート社員も責任をもって仕事をしなければならないのは当然ですが、もっと自分の力を発揮したいので正社員での就職を目指しております。』

 
質問している面接官も、パート勤務を勧めているというわけではありませんが、これも本気度合いに探りを入れる質問です。

パート社員は?と投げられ、うっかり『それも考えているのですが(収入が・・・)』という迷いがちな返事は本気度が疑われてしまいます。

2.前職などから得た経験や知識について

(1)コミュニケーション能力について

面接官
「働いていただく予定の職場は、若い連中が多く、年下のメンバーがほとんどです。また、短期勤務のパート社員やアルバイトなどもいますが、そういったメンバーとやっていけますか?」
求職者
『はい、若い人たちには抵抗感がないどころか、むしろ若い人が好きなので全然大丈夫です。と言いますのも、スーパー〇〇さんでパートの仕事をしていた時、正社員さんもパート社員さんも私より年下の方が何人もおられ、仲良くやってまいりました。

また、所属していた職場以外でも接点のある関連部署に若い人たちがおられたのですが、私自身、世話好きでうまくコミュニケーションを取っていたのでみんなからの信望もありました。』

 
40歳という年齢は、志望している会社の職場の平均年齢より高い場合が多いので、その中で浮いてしまわないかと心配されこういった質問が来ることがあります。

いわゆる年功序列的な風土がある職場へ抵抗なく溶け込めることができるかどうかを聞いているわけです。

さらに、「40歳」「女性」ということから、職場でのリーダー的ポジションを考えている場合は次のような質問をぶつけてきます。

(2)リーダーシップについて

面接官
「今回、募集しているポストは若手の指導も任せられる人を考えているのですが、リーダーシップはいかがですか?」
求職者
『はい、大丈夫です。前職の2社でもそうだったし、学校関係や地域の集まりでも率先して行動する方でした。学生時代から面倒見がいいと言われ、チームをまとめるのが好きです。

特に商社時代は、係長の補佐的立場で所属していた営業マンのまとめ役もやっていたという経験もあり大丈夫です。』

 
リーダーシップはありますか?と聞かれたら、「あります!」としか答えようがないのですが、ポイントは「こんな事例があります。」という答え方です。

そのためにも、職務経歴書に書いたことについては、証明できるようかならず事例やエピソードを準備しておくというのが面接のコツです。

(3)パソコンスキルなどの実務的な事務能力について

面接官
「募集している販売事務の仕事は、パソコンを使って仕事をすることが大変多いのですが、パソコンスキルのブラッシュアップは大丈夫ですか?」
求職者
『はい、ブラシュアップはできております。新卒時の会社で基礎を習得し使っていたソフトなどのスキルは、その後パート勤務時代にほぼ、最新バージョン版でブラシュアップできております。

また、家では最新版のソフトの載ったパソコンを使用して、プライベートなことから学校や地域関係のことまでやっています。

あと、今回事務への再就職を決意した時点で、パソコン教室で復習をしてきましたので、まず足手まといになることはないと思います。』

 
パソコンスキルは、募集している仕事でどこまで必要かは程度の差は大きいと思いますが、「大丈夫です!」と言い切ることで、確実に実務能力面での安心感を与えます。

3.志望動機について

(1)他社の志望状況

面接官
「当社以外にどんな会社を受けられておられますか?また、希望する理由を教えて下さい。」
求職者
『はい、御社以外は、生命保険会社、電子機器メーカーでいずれも事務です。志望理由は御社同様、前職での事務経験を生かせる仕事と言うことで希望しています。ただ、どちらも経験のない業種なので、第一志望は御社です。』

 
これも、「正社員で働くことの意欲度」を確かめるための質問です。

ありきたりな答えのようですが、ポイントは、事情はともあれまず「御社が第一志望」と言うことです。そして、共通項の「事務経験」を生かせるというのが2つ目のポイントとなります。

これが、生保では営業で応募し、電子メーカーでは製造職となると話はややこしくなります。

再就職を希望する理由が、もしかしたら「給与のいいところ」「通勤が家から近い」「正社員ならなんでもいい」「働ければどこでもいい」などと、変に勘繰られないようにしなければなりません。

自己実現やキャリアアップを目指し、この年齢で挑戦しているという動機を貫かないと、職務経歴書に書いたことと、どこかで矛盾を起こすので注意しましょう。

(2)当社に関する情報や知識について

面接官
「〇〇さんは、当社についてどんなことを知っておられますか?」(「当社の店舗をご覧になられてなにか感想をお持ちですか?」)
求職者
『職務経歴書の志望動機にも書きましたが、これまで地域住民として、また家庭の主婦として御社のお店を利用させていただいています。その中で、品揃えについては・・・・・、また店員さんの応対も素晴らしく・・・・・、雰囲気のいいお店だと思っておりました。また、ここ数年の業績の方は・・・・・。』

 
志望先に関しては、できるだけ接点を持って情報を集めておきます。これが電子メーカーへの応募などで接点がなくてもそれなりの情報収集はホームページなどから集めておいて、志望先への関心の高さをPRします。

「40代・女性」が、パート社員気分で応募してきたのではという偏見を持たれないために、ここはしっかり「正社員就職」であることをPRします。これに関連して、次の質問に不意打ちを食らわないように注意しましょう。

(3)希望の勤務年数について

面接官
「〇〇さんは今、〇〇歳ですが、何歳ぐらいまで勤務できそうですか?」
求職者
『はい、もちろん定年まで働かせていただきたいと考えております。体力もまだまだありますし、健康面も誰にも負けない自信があります。次の家族計画もございませんし、この年齢からお世話になるのですから、最後まで頑張りたいと考えております。』

 
優秀でヤル気のある「40代・女性」を採用するメリットは、たとえば20~30代女性の短い勤続年数と比べ、社会経験も豊富でじっくり育てられるところにあります。

勤務年数の関する質問は、期待度のあらわれであり、ここは躊躇せず定年までしっかりと働きたいと述べます。

アラフォーでブランクがあっても再就職は可能!

いかがでしたでしょうか。

40代が若いか中年か、それは自分の生きざまによってどちらにも転ぶ年齢です。

しかし、以前と違い昨今のいわゆる「アラフォー」は、仕事に家庭に自己実現にまだまだ意欲満々な人たちが増えています。

実際の会社では、40代と言えば押しも押されぬ中堅で、その中に入ろうとしているわけなので、中途半端な気持ちでは突破できません。

ブランクを超えた再就職は、意欲次第でいくらでも成功させることができます。だからこそ、企業もそこに照準を絞り出しているのです。
 
もちろん、「40代・女性」ならでは逆風もあろうかと思います。

男の面接官が圧迫面接張りの失礼な質問をしてくることもあるかもしれません。

しかし意欲に加え、特に女性が挑戦する時、服装や身だしなみ、化粧、立ち居振る舞いに十分注意すれば、ハッとするような若さと落着きを強調することは男性の志望者より可能だと言うことを言い添えておきます。

 
「40代女性 再就職で正社員へのステップ」シリーズ記事
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第1回「40代女性 再就職で正社員へのステップ①準備編「ブランクを乗り越える自信の持ち方」

第2回「40代女性 再就職で正社員へのステップ②ブランクをカバーする職務経歴書の書き方
 
また、40代主婦がブランクを乗り越え再就職した体験談は、
40代女性の正社員での再就職【体験談】10年以上ブランクがあったけど…

 

 
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