職場の嫌いな同僚を気にしない方法は?付き合い方の心得

嫌いな同僚 付き合い方

皆さんは、職場に嫌いな同僚がいたらどうしますか?

  • 毎日顔を合わせなければならない
  • 関わる機会が多い
  • 何かと比べられる

など、同僚であるが故にストレスが溜まりませんか?

職場に嫌いな同僚がいるときにどうしたらいいかをまとめました。


職場の同僚を「嫌いだ。」と思ったら

職場の同僚のことを嫌いだと思ったら、まずは次の手順で自分の頭の中を整理してみましょう。

1.嫌いな理由を探ってみよう

そもそも、なぜあなたはその人が嫌いなのでしょうか?

  • 性格が悪い
  • 嫌味を言われる
  • 過去にトラブルがあった

など、何かしら嫌う原因がありますよね。

そして、相手はなぜあなたにそうしてくるのでしょうか。

例えば、嫌味を延々と言われることが嫌だという場合、なぜあなたが嫌味を言われるのでしょうか?

嫌味を言われるのはあなただけなのでしょうか?

このように、まずは相手のどの部分が嫌いか、具体的に分析することから始めましょう。

2.その嫌いな部分は相手の短所ですか?

嫌いな部分が見つかったら、それは「相手の短所」なのか、単に「あなたと合わない部分」なのか考えてみましょう。

前者の場合だと、人を変えるのは難しいため、なかなか根本的な解決は難しいです。

逆に、後者の場合は相性の問題ですので、あなたの考え方一つで変わることが出来るという可能性を持っています。

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その相手とどんな関係になりたいかを考える

嫌いな理由が分かったら、次にあなたは「その人とどうなりたいか」を考えてみましょう。

それによってこれからのあなたの対応が変わってきます。

1.良好な関係を築きたい場合

嫌いだと思う相手でも縁があっての同僚ですから、やはり仲良くしたいと思うのは自然のことです。

良好な関係を築きたい場合は以下の対応を試してみましょう。

① 相手のいいところを見つける

人はどうしても嫌なところに目が行きがちです。

一度そこが気になると些細なことでもそこに目が行き、イライラしてしまうもの。

そうなると過剰反応を起こし、いい方向には進みません。

嫌いな人のことは嫌いな部分しか見えていないことが多いため、良い所が見えてくるとその人への感じ方も変わってくるものです。

一度意識して「悪いところは見ないふり」をしながら、良い所探しをしてみてください。

② 相手にはっきりと伝えてみる

とても勇気のいることですが、相手の嫌いな部分が短所の場合は特にはっきりと伝えるのが一番手っ取り早いです。

一見、逆に関係を悪化させそうにも思えますが、実は上手くいくケースもあります。

嫌いな同僚

学生時代を終え、社会に出て大人同士の付き合いをしだしてから、あなたは人にはっきりと「そういうところを直した方がいい」と言われたことがありますか?

親でもない限り、普通はそんなこと言ってくれません。

良いところを言ってもらうことは簡単です。

逆に、悪いところを直した方がいいと注意してくれるということは本当の意味で親身になって考えている証拠なのです。

ここで大切なのは、「嫌なことを言うようだが、あなたのためだ」と分かってもらうこと

決して相手の人間性を否定してはいけません。

YESBUTの方式で話すのが効果的でしょう。

例えば、自分よりも仕事が出来て、あなたを見下してくる同僚には

    「○○は頭がキレるから仕事も出来るね。頭の回転が速いが故に、たまに一言多いけど。」

といったように、認めたうえで言いたいことを伝えましょう。

③ 相手を肯定的に見てみる

「自分と合わない部分」を「自分にはない部分」と捉えることです。

自分と合わないということは、考え方が違うということ。

これから長い間、色んな人と仕事をしていく上で、色んな考え方の人間がいることを知っておくことはとても大切なことです。

「こいつとは考えが合わない。」だけで終わらすのではなく、「私はこう考えるけど、そう考える人もいるんだ。」と冷静に分析しましょう。

その深堀をする思考があなたの視野を広くし、あなた自身の成長につながります。

同僚を許す

④ 逆に、自分から良く接してみる

あなたが苦手意識を持っていることを、きっと相手も少なからず感じているはずです。

一度あなたの方から「仲良くなりたい」ということを態度で示してみましょう。

挨拶はもちろん自分から。

仕事で悩んだときにちょっと頼ってみるなど、あなたの方から少し歩み寄ってみてください。

すると相手も「私のこと、嫌いなわけではないのかな?」と心を開いてくれるようになります。

お互いの苦手意識が消えれば、意見が衝突した時でも相手がどうしてそういう意見に行きついたのか、胸の内が見えるようになり攻撃的ではなく、どちらの意見がいいかを協議することが出来るようになります。

この小さな感情の変化一つで、仕事は一段と進みやすくなることでしょう。

2.出来るだけ関わらないように過ごしたい場合

特に仲良くなろうとも思わず、出来るだけ関わらずに平穏に過ごしたい場合もありますよね。

そういったときは次の対処法を試してみましょう。

① 業務に関係すること以外はなるべく話さない

同僚であっても、仲良く世間話をしないといけないわけではありません。

職場で孤立した…

昼休みに他の同僚とその人が世間話で盛り上がっていても、ただ聞いているだけ、もしくは席を外すのも一つの手です。

何か業務に必要なことを話しかけられたときにだけ返事をすればいいのです。

「はい、わかった。やっておくよ。」これくらいで大丈夫です。

ただし、相手が明らかに間違っている場合やどうしても譲れない場合は、話が長引こうともはっきりとNOと言いましょう。

あなたの業務の評価に響かないよう、上手く立ち回ることが必要です。

② 別の同僚と愚痴を言ってスッキリする

どうしてもストレスが溜まってどうしようもないときは、信頼のおける他の同僚と愚痴を言ってしまいましょう。

あなたが嫌だと思っていることは、周りも案外そう思っていることです。

大人だからと思ってあえて口に出さないだけで、実はみんな同じように思っているかもしれません。

信頼のおける同僚に、あなたの胸の内を口に出してスッキリしましょう。

ただし、あなたが相手の悪口を周りに言いふらしていると捉えられたら、逆にあなた自身の立場が悪くなってしまいます。

相手に知られた場合、逆恨みもされかねませんよね。

むやみやたらに言って回らないように、言う相手は選び最小限にしましょう。

ダメ出し

③ あなたが嫌っていることを相手に気付いてもらう

時には、あなたが相手を嫌っていることに気付いてくれていない同僚もいますよね。

嫌いな人になぜか気に入られてしまった・・・なんてケース。

やたら話しかけてくるけど、業務上必要なことだけ話したい!そんな時は、返事の8割を相槌にしてみましょう。

会話が展開する返事をすると、相手はさらに話を進めてしまいます。

会話の展開を抑えるには、相槌をわざと多用することです。

    「そうなんだ。」「へえ。」「うんうん。」

ここでのポイントは、声のトーンは嫌そうにはせず、普通に相槌をうつ程度にとどめてください。

あからさまに「あなたが嫌いです」という態度で「へえ~・・・」などと多用してしまうと、それをみた周りの人が、あなたへの印象を悪くしてしまうからです。

あくまでも「会話を展開させない」ことだけを意識しましょう。

④ 仕事に没頭する

嫌いな人はただでさえ目につきやすいものです。

そのため、意識していなくても目が行ってしまい、何が具体的にされたわけでないときでもイライラしてしまったりしませんか?

それではあなたが損ですよね。

出来るだけ仕事に集中し、必要のない時には相手を自分の視界に入れないようにしましょう。

3.相手に一矢報いたい場合

あまりにも腹が立ちすぎると、「何か仕返しをしてやりたい」「こんなやつ、辞めてしまえばいいのに」と考えてしまうこともあるのではないでしょうか。

でも、実際にはそんなことできませんよね。

そんな感情を抱いている方の対処法は以下です。

① 仕事の成果を上げる

あなた身が仕事に没頭し、成果を上げることです。

具体的な結果を出すことで難しいプロジェクトや責任の重い仕事を任してもらえるようになれば、自然と「一緒に仕事をする相手」は、同僚ではなく先輩や上司へと変化していきます。

そうなると、同僚のことは目に入らなくなり、今までイライラしていたことがバカバカしく、感じてくることでしょう。

② つながりを大切にする

嫌いな同僚以外の人とのコミュニケーションを大切にしましょう。

他の同僚たちなどの横のつながりはもちろん、先輩や上司など縦のつながりもしっかり持っておきましょう。

そうすることで、自然と社内の雰囲気はあなたの居心地のいいものとなります。

女性同士の会話

逆に言えばあなたと対立している嫌いな同僚は居心地が悪くなることでしょう。

居心地が悪くなれば本人も嫌なところを直す努力をしたり、身を引いたりすることも考えるようになり、あなたにとっていい方向に動きます。

4.波風立てず、自分の中だけで収めたい場合

相手や周りに悟られず、自分の中だけでなんとか解決したい場合もありますよね。

そんな場合は、以下の対処法を試してください。

① 自分にあったストレス発散方法を見つける

同僚が嫌いになるとそのストレスは、発散しないと溜まる一方です。

溜まったストレスは勝手に消えることはなく、身体にまで影響を及ぼすこともあります。

そうなる前に、自分に合ったストレス発散方法を見つけましょう。

② 自分を見直すチャンスと捉える

同族嫌悪の法則というのをご存知でしょうか?

「人は自分と似た人を嫌う傾向にある」というものです。

あなたの嫌いな相手はもしかしたら、あなたと似ているところはありませんか?

同族嫌悪の場合、多く見られるのが「自分の嫌な部分を見ているようで、あいつを見るのが嫌だ。」という感情です。

自分でも目をつぶりたいような自分自身のコンプレックスを見るのがつらく、その感情が相手のことを嫌いと思わせているパターンです。

これは一種の防衛本能で、そのコンプレックスを認めたくないが故に、自覚がないことも多いです。

一度、相手の嫌いな部分が自分にも当てはまらないか考えてみてください。

もし心当たりがあるのなら、反面教師とすることで、自分のコンプレックスや短所の改善につながります。

5.もう逃げ出したい場合

相手のことが嫌いすぎて、同じ空気を吸うだけでもストレス!

そこまで発展してしまったなら、逃げ出すことも決して悪いことではありません。

上手く逃げ出す方法を考えましょう。

① 異動願を出す、または同僚と関わらなくていいチームへの変更を上司へ依頼する

同じ部署や同じチームにいるとどうしても関わらないといけない場面が出てきてしまいます。

その少しの時間でも耐えがたい場合は、いっそのこと関わることがまずない部署やチームへ異動しましょう。

実際にそこまで叶わないとしても、その悩みを知った上司は出来るだけ関わらないでいいように上手く仕事を組んでくれる可能性もありますよね。

まずは上手に上司に頼ってみましょう。

② 思い切って転職する

会社の規模によっては異動もチーム変更も叶わない場合がありますよね。

思い切って転職することも一つの手です。

求人サイト検索

実際、転職をした人たちのアンケートでも、転職理由として「人間関係の問題」がランクインしています。

あなたが、よりストレスフリーに近い環境で働くために職場を変えることは、決して後ろ向きな決断ではありません。

今の会社ではどうしようもないという状況の場合は、転職を考えるのもいいでしょう。

嫌いな同僚の対処法心得

様々なパターン別対処法を紹介してきましたが、やはり嫌いな人、合わない人というのはどこにでもいるものです。

今、悩まされている人との関係が解決しても、その後また同じように嫌いな人が出てくる場合もあります。

最後に、これから過ごしていく上で念頭に置いておいてほしい心得を紹介します。

1.「嫌いな人ほど、業務上関わらないといけない」は間違い

よく、「嫌いな人に限って、業務上どうしても会話しないといけない・・・」という悩みを聞きます。

ですが、それは実は逆なのです。

業務上よく関わるからこそ、相手の嫌な部分が見えたらとことん嫌になってしまうのです。

あなたは、業務でほとんど関わらない人のことを、嫌いになるほど知っていますか?

嫌いになるというのは、関わりが多いが故に出る感情です。

「この人じゃなければ上手くいっていたはずなのに・・・」というマイナスな考えはやめましょう。

女性の多い職場

2.気にしない方法を身に着ける

何か嫌味を言われても、その都度腹を立てていてはあなたの身が持ちません。

逆に、悔しそうなあなたの表情を見て快感を覚える人間もいるのです。

一番いいのは、スルーすること。

何も気にしないのです。

嫌味を言われても、「そうですか、すみません。」と平然と返事できるくらいになるのが理想ですね。

相手に嫌味を言うことで優位に立ったつもりになり、いい気分になるタイプの人間は、スルーされるとつまらなくなり、あなたへの攻撃をやめます。

「あ、また何か言っているな。」というくらいに捉え、感情を動かさないことです。

3.同僚と言っても、所詮は仕事上の関係だと割り切る

学生時代はコミュニティ意識が高く、「仲良くないといけない」「仲間に入りたい」という願望が強い人が多いのではないでしょうか。

でも、ここは会社であり仕事をする場ですので、相手に合わせて仲良くする必要も全くありません。

業務の遂行が一番の目的であり、仲良くするのは業務円滑のための単なる一種の手段。

そのため、「仲がいいこと」「お互いが好き合っていること」はマストではないのです。

どうしても好きになれない人は世の中山ほどいます。

「所詮は仕事上の付き合いだ」と割り切る気持ちを持ちましょう。

嫌いな同僚 気にしない

4.嫌いだという感情で、自分を責めない

人を嫌ってしまうことや人にすぐにいらついてしまうことで、自分を責めてしまうことがありますが決して自分を責めなくていいのです。

誰だって合わない人間はいますし、嫌なことをされたら腹が立ちます。

それは当たり前の感情であり、たとえあなたの嫌いな人が他の人からは高評価の人であっても、「自分だけがあの人のことを嫌っている」と悩まなくていいのです。

5.嫌いな人ほど、基本の挨拶はしっかりと

出社時、帰社時の挨拶はもちろん、「ありがとう。」「すみません。」などの挨拶はしっかり行いましょう。

嫌いな相手に仕事をカバーしてもらったときなど感情的には複雑な時もありますが、大人としてきちんと感謝の意を伝えましょう。

嫌いな相手に感化されて、あなたが「嫌な人間」にならないために必要なことです。


職場の人間関係で悩んでも、ため込まない

嫌いな同僚との付き合い方について、少し実践してみようという気持ちになっていただけたでしょうか?

普通にしていてもストレスだらけの社会ですから、あまりため込まずに人付き合いを上手にこなしていきたいものですね。

あなたが同僚との関係をうまくやり過ごせますように。