「女性が働きやすい会社」へ転職する!出産・キャリア制度でチェックすべき項目は?

「女性が働きやすい会社」へ転職する!出産・キャリア制度でチェックすべき項目は?

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女性にとって働きやすい会社というと、結婚・出産・育児のことがまず浮かびます。

とにかく残業が少なくて、休みもしっかりとれる職場。

やりがいがあって、自分のキャリアをしっかり築いていける会社。

……など、何を重要視するかは人によって違いますが、仕事と生活のバランスが取れて長く続けられるという点も見逃せません。

せっかく希望通りの仕事についたのに、結婚・出産・育児のためにキャリアを中断するのはとても残念。

また、やりがいがあっても体調を崩してしまうような働き方では本末転倒です。

女性が働きやすい会社の条件とその見分け方を紹介します。


女性が働きやすいってどういうこと?

男女平等といっても男性社員とは仕事の内容も違うし、給料に差があるという企業もまだ多いのではないでしょうか。

女性が働きやすい職場とは、一般的には次のような条件が揃っているところといわれています。

  1. 女性にも男性と同じようにやりがいのある仕事を任せてもらえる。
  2. 給与や待遇で男性と女性で差がない。
  3. 産休・育休の制度がきちんとしていて、制度の活用に周りが協力的。
  4. いろんなタイプの人が働いている。

ひと言で「働きやすい」といっても、感じ方は人それぞれ。

また、やりがいのある仕事を任せてもらえるけれど、残業や休日出勤は当たり前というのでは、長続きしません。

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女性が働きやすい制度とはどんなもの?

次に、女性が働きやすい制度について見ていきましょう。

1.結婚・出産・育児休暇

以前は結婚や妊娠を機に退職するのが一般的でした。

しかし、最近は自分のキャリアを中断しないために、出産・育児休暇を取ってから仕事に復帰する人が増えています。

会社は出産・育児休暇制度をきちんとしておくことが、法律で決められていますが、

    「仕事と子育ての両立は大変だろう」
    「あなたのためを思って」

などと言って、さりげなく退職を勧めたり、契約を打ち切ったりする会社もあるので注意が必要です。

2.イクメン、イクボス応援制度

子育ては今や女性だけの役割ではなく、男性も積極的に参加する時代です。

男性の育児休暇制度が整っていることはもちろんですが、実際に使っている(使った)人がいるかどうかもチェックポイントです。

3.介護・看護休暇制度

年に10万人ほどが「介護・看護」を理由に仕事を辞めていますが、そのうちなんと8割は女性なのです。

介護・看護休暇制度がしっかりしているかどうかで、仕事を続けられるかどうかが変わってきます。

4.働く人の生活を応援する取り組み

以前よりは減りましたが、まだまだ過労死やストレスによる自殺のニュースを目にします。

  • ノー残業デー
  • フレックスタイム
  • 在宅勤務

残業や休日出勤を減らそうと努力している企業では、など、ゆとりを持って働ける仕組みを設けています。

5.休みを取りやすくする取り組み

大企業を中心に、週休2日のほか、さまざまな休暇制度が充実しています。

  • 連続休暇
  • リフレッシュ休暇
  • 記念日休暇
  • ボランティア休暇
  • 1時間から半日単位で有給休暇が取れる

などがあるかどうかも大事なチェックポイントです。

6.再雇用制度

少子高齢化の影響で働く人の数が年々減ってきています。

優秀な人を確保したい企業では、止むを得ず退職した人が戻ってこられる制度を設けています。

どんな企業のどんな制度があるの?

女性同士の会話

次に、女性が働きやすい会社の実例を見てみましょう。

ここでは、東洋経済が発表した「”女性が働きやすい会社”ベスト300」と、日経Womenが発表した「女性が活躍する会社BEST100」から、3社をピックアップしてみます。

1.資生堂(日経Women総合1位、東洋経済ランキング2位)

2014年から3年連続で日経Womenの総合1位を獲得しています。

受賞理由は、以下のようなことが挙げられます。

  • 育児休業・育児時間制度が充実していること
  • 会社の中に保育所があること
  • 仕事と育児・介護の両立を応援する仕組みが整っていること

特に「男女ともに育児・介護をしながらキャリアアップ」できる会社を目指して、イクメン・イクボスを応援していることも評価されました。

実際に働く人の言葉によると、実働7時間半でシフト制を導入しているので残業はほとんどないそうです。

また、女性社員の割合が高いので女性に配慮した制度が充実し、ジョブチャレンジ制度で販社の営業から本社に異動できるなど、キャリアアップの仕組みも充実しています。

2.三越伊勢丹ホールディングス(東洋経済ランキング1位)

平均勤務時間は8〜9時間で、管理職は月に20〜30時間の残業があるものの、育児休暇や復職制度など女性のために手厚い福利厚生が用意されています。

さらに、男性社員の育児休暇もいち早く取り入れて、イクメンやイクボスの支援制度にも力を入れています。

また、契約社員も3年を超えると無期雇用になるなど、福利厚生が充実し、人材を大切にする企業風土が感じられます。

3.明治安田生命保険(日経Women総合4位、東洋経済ランキング4位)

従業員の8割以上が女性の会社です。

平均勤務時間は8〜9時間で、残業も営業職で月に20時間未満だそうです。

産休・育休も最大2年取得でき、「キッズ休暇」に代表されるように、子供の都合や体調に合わせて欠勤・遅刻がしやすいシステムになっています。

安心して子育てに専念できる仕組みが整っているので、上位にランクインしました。


働きやすい会社の見つけ方は?

では、「女性が働きやすい会社」はどうやって見つけるとよいのでしょうか?

いくつか手近な方法をお知らせします。

(1)ランキングを活用する

先にも取り上げたように、東洋経済や日経Womenがランキングを発表していますので、それを元に選択するという方法があります。

ただし、大手企業や有名企業が多いので競争率が高いと思われます。

最新!「女性が働きやすい会社」ベスト300
東洋経済2016年08月15日
http://toyokeizai.net/articles/-/131294
ランキングのつけ方:「女性の活躍」「育児・介護」「働きやすさ」の3分野、合計37項目(100点満点)で評価。

2016年「女性が活躍する会社BEST100」
日経Womenオンライン2016年5月9日
http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/031700061/042700010/?rt=nocnt
ランキングのつけ方:1.管理職登用度 2.ワークライフバランス度 3.女性活躍推進度 4.ダイバーシティ浸透度の4つの指標で測定し採点。回答のあった企業534社を対象に評価。

(2)条件で絞り込む

「女性が働きやすい取り組み」をしているかどうか、資料やウェブサイトから判断します。資料などから読み取れないときは、面接のときに質問してみるのもいいでしょう。

・女性の比率

女性の割合が少ないと、いろんな制度があっても言い出しにくい、使いにくいことがあるので、要チェックです。

・女性管理職の比率

やりがいのある仕事を任せてもらえるかの判断材料に。

・勤続年数の男女差

結婚・出産を機に辞める女性が多いと、女性の勤続年数が短くなるので、男女差が少ないほど高評価。

・男女の賃金格差の有無

ウェブサイトなどに初任給で男女の差があるかどうか、チェックします。
面接で聞いてみるのも手。

・平均残業時間と繁忙期

面接のときに、希望職種の平均的な残業時間や特に忙しい時期があるかどうか、ある場合は、繁忙期の残業時間などを確認しましょう。

・保育施設の有無

大手でも完備しているところはまだ少ないですが、あれば子育てに配慮した会社といえます。

・トイレ

清潔で数も十分あり使いやすいかをチェック。男性社員が多いと女性トイレの数が少なかったり、使いにくいことも。

・出産・育児・介護、休暇制度の有無・充実度、取得率

制度があっても、実際に使っている人が少ない場合は、職場の理解やコミュニケーションに問題があるかも。

(3)認定制度で判断

    「子育てサポート企業(くるみんマーク)取得」企業
    「ワークライフバランス認定」企業

認定されていれば、仕事と生活のバランスに配慮した会社であることが一目で分かります。


女性が働きやすい職場を探すために

女性 働きやすい会社

さて、ここまで「女性が働きやすい会社」の条件や取り組み、見分け方をみてきました。

いろいろな制度が整って雰囲気も良く、キャリアを中断することなくライフステージに合わせた柔軟な働き方ができる企業を選びたいものです。

入社前にできるだけリサーチしてみましょう。

入社した後は、制度があるからといって自分の都合だけを優先して制度を利用してしまうと、周囲とあつれきが生じることもあります。

周囲への気配りやコミュニケーションも大切にして、お互いに事情を理解した上で気持ちよく利用して、自分のキャリアアップに努めましょう。
 

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