転職エージェントの本音。「密かに応援したい求職者」とは?

転職エージェントが応援したくなる人の特徴 転職

転職エージェントに対し、「あなたがどのように接するのか」。そして、「転職エージェントから人間性などをどう評価されるのか」。

この違いによって、転職成功の成否が変わるケースが、多々あるという事実をご存知でしょうか?

転職エージェントも人間。機械のように求職者のスペックだけを見て、機械的に対応しているかというとそんなことはありません。そこには人間としての本音がどうしてもにじみ出てしまうもの。

現役の転職エージェントとして延べ約3000名の転職相談を受けてきた経験から、転職エージェント側が、転職活動のパートナーとして、「ぜひ転職成功をさせてあげたい」と強く思い、転職成功を実現されてきた転職希望者の共通点をお伝えします。


転職エージェントが「転職成功させてあげたくなる人」の特徴

転職エージェントが「転職させてあげたくなる人」とは、具体的にどういった転職希望者なのでしょうか。

結論を少し先取りしてお伝えすると、

転職活動をビジネスとして捉え、誠実に行動できる人

・・・ということに集約されます。

「転職活動はあくまで個人的なプライベートの活動でしょ?」

と思われた人がいたら、それは危険信号です。

いままさに転職エージェントから見放されていたり、

もしくは転職エージェントからすると「あまり支援したくない人」に分類されていたりするかもしれません・・・。

※注)特例的な超ハイスペック人材(例:ハーバード大学大学院でMBAを取得後、世界銀行でコンサルを経験があり・・・)というような人はまた別の評価があります。
この記事ではそこまで特別なスキルや経験などを持っているわけではない普通の人を想定しています。

それでは、転職エージェントから高評価を受け、

転職エージェントが「転職させてあげたくなる人」の特徴7つを、

具体例を挙げながら説明していきます。

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1. 誠実で正直な人

言わずもがな、の絶対的に必要な要素が

誠実、正直

であることです。

転職活動に限らず、通常のビジネス場面や日常生活でも同じだと思いますが、

特に転職活動においては、学歴や資格、在籍企業、業務での成果(社長賞受賞等)、懲罰や休職経歴の有無など、転職希望者を評価する際に重要な情報を扱います。

そして、それらの情報は基本的に個々人の自主申告であり、転職エージェントも選考企業側も、詳細にはそれが正しい情報かそうでないか判断をするための情報を持ちえないので、あくまで転職希望者の倫理観を信じる形になります。

だからこそ、転職エージェントが面談した際の印象や転職活動のプロセスの中でのやりとり、企業との面接を複数回行う中での企業の評価等々を複合的に判断し、

この方は間違いなく、誠実で正直な人」と転職エージェントが判断すると、

転職エージェントは自信をもって企業側に推薦をしたり、最新の募集企業の情報を他の転職希望者より優先して届けたりするようになります。

それが結果的に転職成功につながっていきます。

ちなみに、例えば「営業成績の達成率を実際の110%から120%に10%水増しした」というくらいのかわいいものであれば、

そもそも業績達成をしていることは変わらないので(その上、そこまでの裏付けは求められませんし)、問題視はされません。

しかし、中には「自分にとって不都合な1社目の経歴を、正社員雇用ではなくアルバイト雇用として職歴から消してしまおう」などといった経歴詐称を意図的に行おうとする方も多くいるのが悲しい現実で、経歴詐称から法的訴訟になる事例もあります。

訴訟までは至らずとも、経歴詐称をして内定・入社をしたとして、その後に経歴詐称が発覚すると内定取り消しや退職を要望されるため、誠実に正直に生きるほうが、最終的には特になるのではないかと思います。

一般的なビジネスに置き換えても、昨今の大手企業の度重なる不祥事は不正会計や不正な実験をしてきた背景があり、それが明るみに出た際の大きなダメージは皆さまご理解いただけると思いますが、転職活動においても同様と言えます。

2. 自責で改善できる人

現在の職場や学校生活の中で、上司や先生から「他責ではなく、自責で自分のことを振り返るように」と言われたご経験がある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、ついつい他人のせい、環境のせいにしたくなるのが人間の常。

転職活動において、自責・他責が象徴的に明らかになる場面は「選考お見送り(不採用)」という、ご自身にとって負荷がかかる場面であり、そこでどのように考え行動できるかが重要です。

実例をもとに、どういったことか具体的に見ていきましょう。

<状況>
志望度の高いA社の1次面接でお見送り。理由は「当社の業務や事業への理解不足」

転職希望者パターン①

あなた
あなた

残念ですが、仕方ないですね。
確かに企業が指摘する通りです。

次回以降の選考に活かしていきたいので、ぜひ企業分析の方法や次のB社の選考情報について教えていただけないでしょうか。

また、自身でも転職活動に臨むスタンスに甘さがあったと反省しているので、再度、面談の機会をもらって棚卸をしていきたいので、お時間いただけないでしょうか

転職希望者パターン②

良くない転職希望者
良くない転職希望者

残念です。でも、これって、求人票情報や企業HPの情報が少なすぎて、理解しようがないと思うんですよ。
色々自分なりに調べたんですけどね。納得できないな。

あと、Cさん(転職エージェント)も、面接の前に何も情報をくれなかったじゃないですか。

特に今回は経験のない職種へのキャリアチェンジの面接だったので、どのように面接を組み立てたら良いか、教えてほしかったですね。

それが残念です

・・・いかがでしょうか。

パターンのケースは、まさか自分はこんな見苦しいこと言わないよ、と思われる方が多いかと思いますが、現実にはけっこうな割合でこういった「逆ギレ」をする人がいるのも事実です。

パターンは綺麗すぎるように思えるかもしれませんが、こういったタイプの方はほぼ100%の確率で面接スキルをアップし、持ち前の人柄の良さも含めて評価され、転職成功を勝ち取っていきます。

ビジネスの場面でミスをしたり、業績が出なかったりしたとき、(仮に自分以外の要因が多少あったとしても)パターン②のようになるのではなく、自分がどこを改善できるか、建設的に何が次出来るのかを考えて行動できる人の方が評価される、それと同様のことになります。


3. 報告・連絡・相談を的確にできる人

いわゆるビジネスの基本といわれる報告・連絡・相談。

転職活動においても、いかに転職エージェントに報告・連絡・相談ができるかは重要な成功要因となります。

最も転職活動において、報告・連絡・相談の重要性が浮き彫りになる場面としては、「内定獲得後の辞退をする」という場面です。

どういうことかというと、転職エージェントからすると、内定受諾して入社して頂ければ自分たちの売上・利益にもなるため、自ずと転職エージェントが前のめりになる場面です。

内定に至るまで、数多くの求人情報の紹介、面接日程の調整、各種の質問に対する回答等々の労力を投じているため、なおさらのこと。

一方で、転職希望者からすると「内定は嬉しいが、条件が合わないのでそこに入社したくない」という事態も当然起こります。

この両者の心理状態が交錯する場面で、普段から転職エージェントに報告・連絡・相談を行っていれば問題はほとんど起こりません。

    • 「自分は年収と裁量権を優先しているので、それを満たさないと内定承諾はしませんよ」と、条件を明確に伝えている場合。
  • 「内定、ありがとうございます。ただ、残業時間の多さという懸念についてクリアにするための企業面談を調整いただけないでしょうか。その上でしっかり判断をしたいと思います。」(結果的に辞退になるにしてもワンクッションいれる相談をする)といったコミュニケーションが図られている場合

・・・これがしっかりできていれば、問題は起こりません。

仮に転職エージェントにとって痛い内定辞退でも、転職希望者の人生や価値観とは比較できないものなので、次の内定獲得に向けて一緒に再スタートを切ります。

逆のケースとして、

    • 急に連絡が途絶えて、数日の空白の後に、メールのみで辞退の連絡が来る・・・といった場合
  • 「(内定獲得後に急に上から目線になり)年収が今より100万円上がったら検討しますよ」・・・そもそもの前提条件が違って話にならない

 

…という場合もあります。

こうなると、今後の転職活動を支援したいとは思えなくなるのは必然であり、転職エージェントから提供される情報の質や量が一気に低下し、その後の転職活動の成功確率は下がってしまいます

ビジネス場面で重要とされる報告・連絡・相談が、転職成功においても重要とされることがご理解いただけたのではないかと思います。

一般的な転職エージェントとは少し違いますが、年収1000万円以上の求人が5,000件以上用意されている会員制の転職サービスがあります。
選ばれた人だけの会員制転職サイト BIZREACHこちらに登録すると、企業の採用担当者やエージェントから直接スカウトのメールが届きます。

いま年収500万円以上であれば、まずはメルアドを入力して、その後にレジュメを登録すればOK。。

ビズリーチについての詳しい説明は、
年収1000万円超えの転職を目標にしている人のための転職サイト


4. 転職エージェントと対等な立場で向き合える人

転職エージェントは、あなたにとって必要な企業・求人情報を提供し、あなたを企業に推薦する代理人です。

この構図を理解している理解度の高い方であれば、転職エージェントを対等なパートナーとして接して、転職エージェントがいかに自分に対する優先順位を高めるかに努めるのが自然になります。

これは転職エージェントが情報を握っているから優位であるということでは全くなく、時には転職エージェントの怠慢やレベルの低さから、転職希望者の方がお怒りになり、担当変更やクレームになることも十分あり得ます。

つまり、どちらが上・下ということではなく、通常のビジネス場面と同様に双方の利益やゴールに向かってお互いが協働できるかが重要ということになります。

ただ、時に「転職エージェントは、微に入り細に入り、転職活動のサポートをするもの」と召使に対するような上から目線で対応する転職希望者もいらっしゃいます。

そうなると、転職エージェント社内で「あの転職希望者は嫌な人」という悪いブランディングができてしまい、腫れ物に触るような対応がなされ、結果的に有益な情報や真実の評価はされなくなり、これまた転職成功から遠ざかることになります。

ビジネス場面でも、「業者扱いする顧客」や「要求水準が理不尽な顧客」は敬遠されてしまうのではないでしょうか。

転職活動においても、ゴールを共有し、そこにいかに協力しながら進めるか、が重要となります。

5.他の転職エージェントの悪口や不満を言わない人

本音か営業トークかわかりませんが、

良くない転職希望者
良くない転職希望者

他の転職エージェントと比べて、A社さんが一番親身で良い情報をくれるので、信頼しています。

それに比べてB社は対応が遅いし、C社は的外れな求人を紹介してくるし、全然だめですね

・・・というような、他転職エージェントとの比較を指摘される方が結構な数でいらっしゃいます。

一見、転職エージェントA社としては、この転職希望者から信頼を得ていると嬉しくなり、その方に対する情報提供の優先順位が上がる等、良い方向に進みそうな発言ですが、実は逆になるリスクもはらんでいます。

理由は、転職エージェントからみると、「この人は、今は自分に良いように言っているけれど、他の転職エージェントの前で同様に自分の悪口を言いそうな人だな。」「自身の感情や一部の対応だけを見て他者を評価してしまう人」・・・と判断される可能性が大いにあります。

つまり、信用できない人、些細な事柄を理由に他者を批判する人、というふうに見られてしまうのです。

それよりは、目の前の転職エージェントはもとより、他転職エージェントの悪口や不満は言わず、「自分はこういうタイプの人間で、こういった対応方法をして欲しいと思っていますので、お願いします」と率直に要望を伝えてもらう方が何倍も効果的です。

通常のビジネスでも、例えばある取引先の担当者が、自分以外のライバル企業たちに対する悪口や不満を延々と話してきたとしたらいかがでしょうか。

最初はビジネスチャンスの拡大を期待するかもしれませんが、いずれは我が身、です。

その担当者に厳しい指摘をされないように恐々と小さな視点で仕事をするようになると思いますが、そこにはその取引先の事業成功のためという中長期的な観点はなくなってしまいます。

事実に基づく改善要求・要望であれば問題ないですが、感情的な悪口や不満はビジネス同様に、転職活動においても無益なものとなりますので、十分注意いただきたいポイントです。


6.現職の業務やプライベートの出来事と、転職活動を切り分けられる人

ビジネスにプライベートを持ち込むな、というのは鉄則ですが、転職活動においても同様です。

転職エージェントの業務をしていて、思わず襟を正す思いがするのは、親族の不幸があっても、ご自身の仕事でトラブルがあっても、家族間での問題があっても、それを言い訳にせず、転職活動でやるべきことは粛々と実行され、歩みを進まれる方の姿です。

そういった方にお会いすると、転職エージェントとしては「何としてもこの方の力になりたい」と思いを強め、対応の優先順位や質が上がります。どのような場面でも冷静で正しい判断をできる方という評価となり、それは応募企業からも評価される要素になると考えらえるからです。

しかしながら、現実としては多くの転職希望者が転職活動=個人的なプライベートのもの」と誤解して捉え、他の事柄の影響を転職活動に持ち込んでしまうのも事実です。

転職活動をプライベートの事柄と捉えてしまうと、ビジネスでは考えられない様々な「甘え」が生じ、それがトラブル発生の要因となってしまいます

(「現職の業務が忙しいから面接に遅刻したり、当日キャンセルをしたりしても当然」や「(真偽はともかく)親族に不幸があったとしたら、数日間は音信不通でも当然」。

より悪質なケースでは「現職の営業活動が大変で、顧客や上司から叱責されてストレスが溜まっている。そのはけ口を、言いやすい転職エージェントに不満やクレームという形で吐き出す」等)

通常のビジネスでも、担当顧客が公私混同で対応してきたとしたらいかがでしょうか。

あくまでもビジネスはビジネス、プライベートはプライベートと割り切って、プロとしての対応姿勢を転職活動に置いても見せてくれる方であれば、転職エージェントからの信頼度は上がるはずです。

7.判断や決断が早く、その根拠が明確な人

ビジネス場面同様、転職活動でも多くの場面で判断・決断が求められます。

    1. どの企業へいかに早く応募するか(現代の転職活動ではスピードが命です)
    1. 現職の業務と面接の日程調整をいつまでにどのような順番で行うか
    1. 選考の継続や辞退をどのように判断するか
  1. 最終的な意思決定場面で何を優先し何を捨てるか

・・・等、枚挙にいとまがありません。

こういった判断・決断の場面において、

    • 転職エージェントからの問いかけに対し、レスポンス早く回答されたり(早い方で数分後、遅くとも当日内に回答)
  • 回答の根拠をご自分の言葉で明示

・・・といった方に対する転職エージェント側の評価は向上します。

通常のビジネスでも、仕事のできる人ほど、レスポンスが早いのが常です。

物事を先に進めてゴールを目指すために、自分の手元で判断・決断や情報を留めることの無意味さを理解されており、またご自身の判断軸が明確であるためです。

そういった方はどの企業で働いても高評価であることを転職エージェントも理解しています。

転職活動という人生で大きな岐路に関わる事柄なので、すぐに判断できるわけないよ、という声もありますが、小さなステップでも前に進める動きはできるはずです。

くれぐれも、「判断を迷う事柄だから、とりあえず回答は後回しにしよう」「自分で判断できないから、なんとなく相談して転職エージェントに決めてもらおう」というような対応をして、転職エージェントからの信頼をなくされないようにしていただければと思います。


転職活動をビジネスと捉えることができるかがカギ!

いかがだったでしょうか。

冒頭にお伝えしたように、最大の要点は、まさに「転職活動をビジネスと捉えることができるか」となります。

「報告・連絡・相談」のように当たり前の行動や、人としての成長において不可欠な自責の観点等、ビジネス場面であれば当然であることや当然取り組むべきことを、転職活動でも行うことができれば、転職エージェントからのあなたへの評価はうなぎ登りとなります。

転職エージェントから信頼を得て評価が高まることで、「転職成功させてあげたい」と思われ>>>鮮度の高い良い情報を高頻度で受け取ることができるようになり>>>また今まで以上に親身で熱度高いサービスを受けることができ>>>というサイクルに入り、転職成功というあなたの目的達成に大きく近づくことは間違いなしです。

逆にいうと、転職活動という場面においては、ビジネス上ではそれなりの成果を出している方でも気が緩み、当たり前のことができていないというケースが大多数を占めます。

だからこそ、あなたが日々のビジネスの場で実践されている当たり前行動を転職活動においても行うことができれば、ライバル転職希望者と差別化できるチャンスが大いにあるのです。

私も現役・転職エージェントとして、一人でも多くの幸せな転職成功をしていただき、自分たちも成長し、同時に顧客企業の事業成長の一助となることを本音で目指しています。

そのためにも、転職活動中もしくは転職活動を検討している皆様が、ぜひ本記事の【転職エージェントが「転職成功させてあげたくなる人」7つの特徴】という要素を理解いただき、転職エージェントと良い関係を構築して転職成功を成就いただければと願っています。

代表的な転職エージェントについては、
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転職エージェントと相談しながら、自己アピールに工夫をこらすなどしていきましょう。

あなたが転職エージェントといいパートナーシップを組んで、転職成功されますように。