ビジネススキル|出来る人になるために身につけるべき3大要素

ビジネススキル三大要素 身に着けるべき

ビジネススキル|出来る人になるために身につけるべき3大要素

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「ビジネススキル」という言葉をよく耳にしますが、その意味をきちんと理解している人は意外に少ないのではないでしょうか。

ビジネス(仕事)に関するスキル(技能)は、多種多様です。

それは、来客時の挨拶の仕方や電話での話し方など新入社員が出社初日に習うようなことから、重要な商談をまとめるための交渉術、複雑な専門機器のオペレーションなど豊富な経験に裏打ちされたことまで実に豊富です。

ここではハーバード大学のロバート・カッツ教授が分類した「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」の内容を具体的に解説します。


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テクニカルスキル

テクニカルスキルとは、職場において求められる業務を遂行するための基礎的、作業的なスキルのことを指します。

ビジネススキルと言えば、まずこれを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

1.ビジネスマナースキル

(1)来客対応

挨拶した後に来訪者の社名・氏名、面会者の部署・氏名を聞いてから面会担当者への取次、応接室への案内、お茶出しなどを行う手順を身に着けます。

(2)顧客訪問

顧客の会社、ビルなどに訪問する際の受付での挨拶、面会者への取次依頼から面会時の挨拶、名刺交換、着席、資料交付、話法などの所作を学びます。

(3)電話応対

一般的な職場と多岐にわたる内容を長時間話す機会のあるコールセンターや消費者相談窓口では求められるスキルは異なりますが、電話を受けたときの挨拶と会話を終えるときの締めの言葉などのマニュアルを覚えます。

(4)書面送付

送付状に記載する件名、相手先の敬称、送付者名、挨拶文などに関し、相手に失礼のない書き方を習得します。

(5)電子メール送信

電子メールなどネット上のツールは、口頭と書面の中間的なコミュニケーション方法です。

このため丁寧さを維持しつつ書面より簡潔な文面を書くスキルが求められます。

2.ITスキル

(1)Word(ワード)

ワードの基礎は仕事を始める前に身につけておきましょう。

人より早くタイピングができれば、上司に気に入られることでしょう。

(2)Excel(エクセル)

エクセルは社会人に必須のスキルです。

シンプルな計表・グラフ作成や計算は入社初日からできるようにしておきましょう。

さらに高度な関数やマクロの運用スキルを持っていれば重宝されます。

(3)PowerPoint(パワーポイント)

パワーポイントも学生時代から使えるようにしましょう。

高度なスキルを身につければ、若いうちから重要なプレゼンテーションの操作を任せてもらえるかもしれません。

(4)電子メール

今でこそ誰もが当たり前に使用している電子メールですが、もし使ったことがなければ、すぐに覚えておくべきスキルです。

難しいことではないので心配いりません。

ビジネススキル 電子メール

(5)メッセンジャーアプリ

一般的にはLINEが知られていますが、Slack、ChatWorkなどさまざまなアプリがあります。

これらもビジネスで当たり前のように使われ始めています。

(6)ウェブサイト

ウェブサイトを検索して閲覧できるのは当然ですが、ブラウザごとに使えるようになっているとより良いでしょう。

さらに、ワードプレス等を使いウェブサイトを作成するスキルも一般化しつつあります。

(7)SNS

ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどのSNSを使った企業PRも拡大しています。

これらを使いこなすスキルも広く求められるようになってきました。

3.ビジネス知識

(1)政治 

政治上の重要なテーマは、自社の経営に直接影響する可能性があるだけでなくビジネスの場における雑談のネタにもなります。

常にアンテナを張るようにしましょう。

(2)経済

経済政策の基本的な仕組みや主要国の経済情勢(景気拡大期か後退期かなど)も政治ネタと同様にビジネス常識として押さえておくと良いでしょう。

(3)財務・会計・経理

財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー表)の基礎や発生主義会計の基本的な仕組みも商売の基礎なので徐々に身につけることが大切です。

(4)法律

業種や職種により必要な法律は異なりますが、契約、情報管理、知的財産権に関する知識は普遍的なものなので勉強しましょう。

(5)人事・労務管理

就業規則、36協定、有給休暇、労災、健康診断、衛生委員会など労務管理の基礎用語に関する知識も会社員として働く上でのイロハとして覚えましょう。

ビジネススキル テクニカルスキル

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ヒューマンスキル

ヒューマンスキルは上司や同僚など同じビジネス環境にいる人と円滑なコミュニケーションを図り良好な関係を築くための技術で、EQ(Emotional Intelligence Quotient)を磨くためのものです。

1.コミュニケーションスキル

(1)情報のインプット

コミュニケーションの第一歩は情報を得ることです。

人の話に耳を傾ける、資料にきちんと目を通す、自分の認識に誤りがないか確認するといった基本動作を身に着けることが大切です。

(2)情報のアウトプット

コミュニケーションは情報のキャッチボールなのでアウトプットも欠かせません。

インプット情報を踏まえ、報告・連絡・相談を定期・随時に行うことが求められます。

(3)スケジュール調整力

スケジュール調整はコミュニケーションスキルの基礎です。

これが苦手な人は、人と顔を合わせる前にトラブルを抱えることになりかねないので注意が必要です。

2.プレゼンテーションスキル

(1)説明性

プレゼンテーションを成功させるためのカギは、明瞭性、簡潔性、訴求性にあります。

相手の心に響くようにシンプルで要領を得た内容にすることを心がけましょう。

(2)説得性

まじめに話を聞いてくれる相手には、論理性、客観性、権威性のある内容を伝えることが重要です。

これらの要素が雰囲気やイメージに付け加えられれば完璧です。

ビジネススキル プレゼンテーション能力

3.クロージングスキル

(1)論理的な説明

相手に取引を決断させるためには論理的な説明が不可欠です。

それにより相手は社内で自信を持って取引の必要性を説明できます。

(2)客観的な説明

人を納得させるうえでは客観性が重要になります。

数値などをうまく利用することが重要です。

(3)納得感の醸成

論理的、客観的な説明が納得感のベースになりますが、プラスアルファの要素を見出すことも重要です。

「消費することで経済を動かすことが重要」など納得しやすい説明をしましょう。

(4)責任回避の支援

「子供の教育によい」、「老後の備えになる」など問題が生じたときの言い訳となるフレーズを用意しておくことも必要です。

コンセプチュアルスキル

コンセプチュアルスキルは業務に必要な知識や技術を体系化して身につけたり、複雑な事象を整理して本質を見極めたりすることです。

多くの人のイメージとは少し異なるかもしれませんが、論理的思考力や着想力などとくに上級管理職や経営者に求められる重要なビジネススキルです。

1.調査スキル

(1)ウェブ検索力

現代ではほとんどの情報はウェブで検索できます。

検索能力を磨けば大半の必要な情報はタタで入手できます。

(2)書籍・文献選定力

英語学習のように多くの人が注目する分野では、多数の書籍が出版されています。

その中で自分の目的や能力に合った書籍や文献を見つける能力を磨くことは重要です。

(3)ヒアリング先選定力

一般的な街頭調査も含め目的に合わせ「聞くべき人」を選定する能力も大切です。

漠然と人の話を聞いても成果は上がらないので、いい意味で人を選べるようになりましょう。

2.分析スキル

(1)課題設定力

物事を分析するためには、その前提となる目的(課題)を設定する必要があります。
そのセンスが悪いと「空回り」する人になってしまいます。

(2)情報バイアス認識力

どんな情報にもバイアス(偏向)があります。

情報の特徴を理解して適切な分析を心がけることが大切です。

(3)データ分析力

データ(数値)を客観的に分析する力は極めて重要です。

エクセルにプリセットされている関数を使いこなす程度のことはできるようにしましょう。

(4)非データ分析力

データに表れない部分を見抜く力も大切です。「大阪の人にはお得感を全面的に打ち出さないとウケない」といった類の感覚に基づく分析力も必要です。

3.思考スキル

(1)論理的思考力

ビジネスは論理的な考え方を基にして成り立っています。利益を生み出すためには論理的な計算が重要です。

(2)全体構想力

細部を詰めることも重要ですが、的確に仕事を進めには全体を見渡す力が必要です。

例えば小売業の場合、集客用の目玉商品で赤字を出しても店舗全体の利益が上がればよいと考える構想力が求められます。

(3)本質追及力

ビジネスは成功には、物事の本質を求める力が必須です。

顧客の要求を徹底的に突き詰め、よい商品やサービスを提供できるように心がけましょう。

(4)簡素化力

本質の追及は物事をシンプルにとらえることへ通じます。

「商売の成功の秘訣は誠実な姿勢」といった簡潔な結論を導き出せることが大切です。

4.問題解決スキル

(1)提案力

問題解決のための具体的な提案ができなければビジネスは進みません。

顧客の要望に応えるためには、顧客の悩みを解決するための提案が求められます。

(2)交渉力

物事を成し遂げるためには、一定の費用と時間を要します。

取引先や社内の関係部署と条件交渉を行って契約などをまとめ上げる力を身につけることが重要です。

ビジネススキル 交渉力

5.教養スキル

本質的に教養はロジカルに獲得できるスキルではありません。

日常生活の中で無意識的に身につける能力ですが、最終的にビッグビジネスの成否を分ける最大の要素は教養です。

教養が乏しければ人間としての深みに欠け取引相手の深い信頼や尊敬を得られないため、最後の最後で失敗することが少なくありません。


ビジネススキルは、まず目の前の仕事にしっかり取り組むことから

ビジネススキルにはさまざまなものがあり、何をすればよいか(何を身につければよいか)悩む人も少なくありません。

そうした人には、まず目の前の仕事に一生懸命取り組むことをオススメします。

誰にでもできるとか他に応用できないとか思われるような仕事でも、突き詰めれば多くのものを得られます。

例えば家事代行とか店舗販売とか一定水準の仕事であれば誰もができる仕事でも、究めれば他人を圧倒する力が身につきます。

能力のある人は仕事の本質や全体像を考える力が備わっているため、他の仕事に応用するための下地もできあがっています。

まず目の前の仕事に全力を注ぐことがビジネススキルを高める上での王道です。

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さらに仕事ができる人になりたいなら、
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基本をビジネススキルをしっかり身に着けて、充実した社会人生活を送れますように。

2018/12/21

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