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ビジネス小説の作家ランキング!20~30代にオススメのトップ10

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ビジネス小説

「半沢直樹」をテレビドラマで見ただけで、原作の小説は読んでないという人…が圧倒的に多いかと思います。

ビジネスマンなら、話のネタに、勉強にと、ベストセラーになったビジネス小説は押さえておきたいもの。

とりあえず話題になったものから手にとってみるのもいいですが、その前に、どんな有名作家がいて、どんな作品があるのか、知っておくのもいいですね。

それだけで、「あの小説おもしろかったなぁ」「いや、私はこちらの作家のこの本の方が…」といった話題にもついていけるようになります。

エンターテイメントとして楽しんで、雑談の中でポロっと披露すれば、「お、意外と勉強してるじゃないか」と上司に認められることもあるかもしれません。

ここではビジネス小説(経済小説)の草分け的人物から最近のベストセラー作家までを網羅し、オススメ作家10人をご紹介します。

ビジネス小説の始まりは?

ビジネス小説は城山三郎が「総会屋錦城」で直木賞を受賞したころから注目されるようになりました。

この背景には日本経済が高度成長期に差しかかり、社会全体の経済・ビジネスに対する関心の高まりがあります。

その後、日本経済はバブル経済の発生と崩壊を経験し低成長・デフレ時代に突入しましたが、その間の社会構造の変化や技術革新などをとらえ多くの作家がビジネス小説を執筆するようになりました。

ここではその中から、20代、30代サラリーマンの知名度、読みやすさ、話のネタとしての利用価値を考慮して、はたらくす編集部でランキングを決めました。

70代以降の大家で若い人のなじみが薄い(最近あまり話題にならない)作家のランクはあえて下げています。

それでは、第10位から、順にご紹介しましょう。

ビジネス小説(経済小説)作家ランキング

10位: 堺屋太一

堺屋太一(池口小太郎)は東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)へ入省しました。

在職中の1975年に「油断!」で作家デビューを果たしたほか、自著の中で終戦後の第1次ベビーブーム世代を「団塊の世代」と名付け多方面に影響を与えました。

1978年の退官後は、作家のほか1970年の大阪万国博覧会に携わった経験を活かしたイベントプロデューサー業、経済・社会評論活動にも取り組み小渕・森内閣では経済企画庁長官を務めました。

(代表作)
・ 団塊の世代
・ 向かい風の朝 小説・空港国際競争
・ 平成三十年
・ 峠の群像
・ 秀吉 夢を超えた男

(オススメな人)
・ 年長の少しエライ人と話すときのネタを探している人
・ 親や上司が団塊の世代の人

9位: 白川道

白川道は一橋大学社会学部卒業後、三洋電機(現パナソニック)、東急エージェンシー、先物取引会社などを経て投資顧問会社を設立しましたが、不法行為に手を染め3年にわたり収監されました。

出所後の1994年に49歳で「流星たちの宴」を発表し作家デビューを果たし、2001年には「天国への階段」が第14回山本周五郎賞候補作となりドラマ化されたことから、広く名を知られるようになりました。

多くの作品の中で高度成長期からバブル崩壊にかけての裏ビジネスの一端を垣間見ることができます。2015年没。

(代表作)
・ 流星たちの宴
・ 海は涸いていた
・ 病葉流れて
・ 竜の道 飛翔篇
・ そして奔流へ 新・病葉流れて

(オススメな人)
・ 仕事に加え麻雀、競輪などのギャンブルにも興味がある人
・ 高度成長期(1970年~1980年代)の社会情勢や裏ビジネスに興味がある人

8位: 高杉良

早稲田大学中退後、石油化学新聞に入社し編集長まで務め、1975年に出光興産がモデルの「虚構の城」を発表し作家デビューを果たしました。

大企業でたくましく生きる中間管理職、ゼロから大企業を築き上げた起業家、組織の腐敗の元凶となる経営者などさまざまなタイプの人物を描いています。

実名表示作のほか架空名を使う作品もありますが、その場合でもモデルとなる組織・人物の綿密な取材がベースになっています。非常に多作です。

(代表作)
・ 炎の経営者
・ 挑戦つきることなし
・ 青年社長(上・下)
・ 金融腐蝕列島
・ 乱気流-小説・巨大経済新聞(上・下)

(オススメな人)
・ 年長の少しエライ人と話すときのネタを探している人

7位: 牛島信

牛島信は東京大学法学部卒業後、東京地方検察庁を経て1979年に弁護士へ転じた法律家です。

1985年に牛島総合法律事務所を開設し、現在もパートナーを務めています。1997年に「株主総会」を発表してから兼業作家として執筆活動を行っています。

企業法務をテーマにした小説は珍しく、大企業の中堅サラリーマン・管理職を中心に一定数の読者を確保しています。

(代表作)
・ 株主総会
・ 株主代表訴訟
・ MBO-マネジメント・バイアウト
・ 社外取締役
・ 利益相反

(オススメな人)
・ 企業の法務部門、経営企画部門で働く人
・ 企業の法務部門、経営企画部門で働くことを目指す人
・ 合コンで知的レベルの高い話をしたい人

6位: 黒木亮

黒木亮(金山雅之)は早稲田大学法学部卒業後に三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行し、おもに国際畑を歩みました。

その後、三菱商事ロンドン現地法人に転じ同社でプロジェクト金融部長を務めるかたわら執筆を始めています。

2000年に発表した「トップ・レフト」で注目を集めその後、2003年7月に専業作家になりました。

国際金融・市場取引のシロウトにはやや読みにくい面もあり、おもな読者は大手金融機関、外資系金融機関、有名大企業、中央官庁に勤めるサラリーマンです。

早大では競走部に所属し箱根駅伝にも2回出場しており、その頃の思い出を記した作品もあります。

(代表作)
・ 巨大投資銀行
・ トリプルA:小説格付会社
・ 獅子のごとく
・ 赤い三日月:小説ソブリン債務
・ 国家とハイエナ

(オススメな人)
・ 金融業界で働く人
・ 金融業界で働く人と親しくなりたい人
・ 合コンで知的レベルの高い話をしたい人

5位: 楡修平

楡修平は慶應義塾大学大学院修了後、米系企業の日本法人に入社し、大型物流プロジェクトに参画していました。

1996年に30万部を販売した犯罪小説「Cの福音」で作家としてデビュー。その後、同社を退職し「クーデター」、「無限連鎖」など多くのミステリー小説を執筆してきました。

2005年に「再生巨流」を発表してからは、ビジネス小説をメインに執筆しています。池井戸潤と比べやや高度なビジネス知識や経験を持つ読者が多いとみられますが、後述の黒木亮ほど読者を選ぶ作家ではありません。

(代表作)
・ 再生巨流
・ プラチナタウン
・ ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京
・ ラストワンマイル
・ 介護退職

(オススメな人)
・ 幅広い経済・政策ネタに関心のある人
・ 合コンで少しインテリにみられるネタを仕込みたい人

4位: 百田尚樹

百田尚樹は同志社大学法学部中退後、のちに放送作家となり「探偵!ナイトスクープ」のチーフライターなどを務めました。

2006年に「永遠の0」を発表して小説家デビューを果たし、政治主張がたびたび話題をよんでいます。

ビジネス小説といえる著作は、石油元売業の出光興産と創業者・出光佐三をモデルにして2013年に第10回本屋大賞を受賞した「海賊とよばれた男」くらいですが、同書は上下巻累計420万部超の大ベストセラーとなりました。

(代表作)
・ 海賊と呼ばれた男
・ 永遠の0
・ モンスター

(オススメな人)
・ 取りあえず大きな話題になった作品を知っておきたい人
・ 営業、飲み会、合コンなどで幅広く使える無難なネタを押さえておきたい人

3位: 池井戸潤

池井戸潤は平成のビジネス小説界の代表的な作家です。

慶應義塾大学文学部・法学部卒を卒業後、三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。1995年に同行を退職し、コンサルタント業を営みながら執筆活動を始めました。

1998年に「果つる底なき」で第44回江戸川乱歩賞を受賞し専業作家へ転じ、2011年にはテレビドラマ化された「下町ロケット」で第145回直木賞を受賞しました。

半沢直樹シリーズなど銀行をテーマにした作品が多いものの、「下町ロケット」などメーカーを扱った著作もみられます。

(代表作)
・ オレたちバブル入行組(半沢直樹シリーズ)
・ ロスジェネの逆襲(半沢直樹シリーズ)
・ 不祥事(花咲舞が黙ってない)
・ 下町ロケット
・ 空飛ぶタイヤ

(オススメな人)
・ 同僚との飲み会や合コンで誰もが知っている少し固いネタを話したい人
・ 義父・義母との会話のネタを探している人
・ 近隣住民、ママ友・パパ友との当たり障りのない会話のネタを探している人

2位: 山崎豊子

多くの作品が映画化・ドラマ化してヒットした作家の代表といえば山崎豊子です。

京都女子専門学校(現京都女子大学)国文学科卒業後、毎日新聞社に入社し仕事と並行しながら小説を書き、1958年に「花のれん」で第39回直木賞を受賞。その後、毎日新聞社を退職し作家専業となりました。

経済・ビジネスに疎い人でも読みやすく、ビジネス以外の題材を採り上げた作品も多くみられます。2013年没。

(代表作)
・ 沈まぬ太陽
・ 華麗なる一族
・ 花のれん
・ 白い巨塔
・ 大地の子

(オススメな人)
・ 同僚との飲み会や合コンで誰もが知っている少し固いネタを話したい人
・ 義父・義母との会話のネタを探している人

1位: 城山三郎

城山三郎はビジネス小説界の第一人者です。

一橋大学卒業後、愛知学芸大学(現愛知教育大学)で景気論と経済原論を教えていた経済学者で、1959年に「総会屋錦城」で第40回直木賞を受賞し、1963年には作家専業となり多数の作品を残しています。

一時期、「城山三郎経済小説大賞」が設けられていました。

経済学に対する深い見識と綿密な調査に裏打ちされた作品が多くみられますが、「硫黄島に死す」など戦争をテーマにした作品も執筆しています。2007年没。

(代表作)
・ 男子の本懐
・ 小説日本銀行
・ 粗にして野だが卑ではない:石田禮助の生涯
・ もう、きみには頼まない:石坂泰三の世界
・ 官僚たちの夏

(オススメな人)
・ 明治から昭和にかけての経済・ビジネス史に対する理解を深めたい人
・ 年長の少しエライ人と話すときのネタを探している人

ビジネス小説作家といえば、ほかにも…

ここで紹介した人物のほか、清水一行、江波戸哲夫、幸田真音、相場英雄などがビジネス小説家として知られています。

最近では出版社も新ジャンルの開拓に積極的なため、今後も自身の経験に基づくビジネス小説を発表する作家が続々と誕生すると思われます。

自らの好みや話のネタとしての利用価値を考えて、オモシロくてタメになるビジネス小説を是非探してみましょう。

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