転職しようか迷っている時に読むビジネス書8冊

ビジネス書を読む

転職しようか迷っている…転職したい…した方がいいかも…、そんなことを思い始めたら、自分の考えを整理したりするのに役立つのはやっぱり本です。

転職についてじっくり考えるためにオススメのビジネス書を紹介します。

なお、面接術や履歴書の書き方など、いわゆる転職ノウハウ本は外してあります

ここでは「転職を考えた時」の道しるべの本を集めました。これらを読んで、いざ転職活動を行う段階になったら、書店に行ってノウハウ本を買ってください!


[ INDEX ] この記事の目次

転職しようか迷っている時にはビジネス書が役立つ!

「転職しようかな……」一度でもそう考えたことがある人は、けっこう多いのではないでしょうか。しかし、その悩みは、まわりの人間には相談できません。上司や同僚に言うわけにいかないのはもちろんのこと、心配をかけるのではと、家族にもなかなか打ち明けられないものです。

そんな時、頼りたいのが本です。ビジネス書とはそもそも、仕事を成功させるノウハウが書かれたもの。その知識は当然、転職にまつわる悩みにも応用ができるのです。

誰に相談しなくても、それらを読めば、転職に関する悩みは解決できるのです。

それらビジネス書の中から、厳選した8冊を紹介しましょう。

スポンサードリンク

1:「10年後に食える仕事 食えない仕事」

渡邉正裕 (東洋経済新報社)

転職をしようとなんとなくでも考え始めたら重要になるのが、どこに転職するかです。同じ業界に転職したほうがスキルや経験を活かせるので、有利なのは明白です。

しかしあなたが今いる業界が構造的な不況に陥っていて、それが理由の転職ならば、所属する会社を変えるだけでは意味がありません。本書はどの業界がこの先10年食えるのか、あるいは食えないのかをマトリクスで図解しています。キーワードになっているのはグローバル化。その経済状況をもとに、職業マップを以下の4つに分けています。

1:重力の世界

グローバルな最低賃金に縛られた職業。低付加価値なブルーカラー

2:無国籍ジャングル

超成果主義な世界。勝ち残れば青天井だが、才能も運も必要

3:ジャパンプレミアム

日本人ならではの高いサービスマインド、職人気質が活かされる職業

4:グローカル

日本人ならではの強みを活かしつつ、高付加価値で勝負する職業

少々、抽象的ながら、本書ではあなたの職業が上記のどれになるかを判定するチャートがついていますので、わかりやすく読めます。あなたが行こうとしている業界、職種は10年後にどうなるのか? 判断のヒントになることでしょう。

さらに↓こちらの本では「業界」に焦点をあて、これからどんどん伸びていく業界と縮んでいく業界を予想しています。合わせて読むのもお勧めです。

2:「会社四季報業界地図」

(東洋経済新報社)

だいたいの希望業界が決まったら、次は企業研究です。業界的に成長していると言っても、企業によって業績は大きく変わります。

この「会社四季報業界地図」はもはや定番の本で、オフィスに置いてある、という会社も多いのではないでしょうか。実は仕事をしていると、自分とは関係のない業界の動向は意外と知らないものです。この本はあらゆる業界のデータが載っています。どこがどのぐらいの業績なのか、そして今後どうなるのかを知るにはうってつけの1冊です。実はまったく知らなかった業種、会社が、あなたの転職希望先になるかもしれません。

こういった業界や企業の研究は、就職活動と共通するところが多いので、下のサイトの就活生向けに書かれた記事も参考になるでしょう。

⇒『業界研究をするならまずはこの本を読んどけ!就活の初めに読むべきおすすめの業界地図本3つ+α – Yukihy Life

⇒『本当に役立った就職本【厳選18冊】 – NAVER まとめ

そして同じく就活用ですが、↓こちらの本では中堅企業の情報が網羅されています。実際の転職先は成長している優良な中堅企業が狙い目。すでに社会に出て働いている方なら、有名かどうかや規模の大きさだけで就職先を選ぶことのデメリットも良くわかっている筈。ぜひチェックしてみてください。


3:「仕事は楽しいかね?」

デイル ドーテン(きこ書房)

世の中にはいろんな業界があり、会社があることがわかってきたら、ここで一度自分のいまの仕事への取り組み方について、じっくり考えてみることをお勧めします。

というのも、いまの仕事がつまらない、と思っているとしたら、それは仕事自体に問題があるだけでなく、自分の仕事への取り組み方にも、改善した方がいいところがあることが多いからです。具体的に転職活動に進むのはそれからでも遅くありません。

そこでオススメなのが、この本。仕事に行き詰まりを感じている主人公が、ある人物と出会って…という物語。とてもやさしく読めて内容は深いです。

・「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」

・「明日は今日と違う自分になる」


など、目標を追い求めることが仕事だと思って疲弊している人は、仕事への考え方をガラッと変えてくれる本になるかもしれません。


4:「チーズはどこに消えた?」

スペンサー・ジョンソン(扶桑社)

さて、ここでもう一度冷静に転職するべきか否かを考えてみましょう。そのために役立つ本が2000年に発売された、このベストセラーです。

迷路の中に住む2匹のネズミと2人の小人は理想のチーズをも見つけ、それぞれ幸せに暮らしていたが、ある日突然チーズが消えてなくなってしまった。その時、2匹と2人はどういった行動をとったのか?

寓話の形式を取っているけれど、これはまさにビジネスに対する考え方そのもの。チーズが消えるという状況の変化に対して、どういうスタンスを取り、どう行動するべきかが示されています。著者が変化に対して提案しているのは、以下です。

1:変化は起きる

2:変化を予期せよ

3:変化を探知せよ

4:変化に素早く対応せよ

5:一緒に変わろう

6:変化を楽しもう

7:自ら進んで素早く変わり再びそれを楽しもう

どうでしょう? チーズを事業に置き換えると、とても重要なことがわかると思います。

会社や事業は常に変化するもの。それを探知し、自分も楽しみながら変わっていく。それが今の会社はできているのか? できていなければ、それは泥船に乗っているのと同じことです。

まずはし今いる会社のスタンスをしっかり見極めて、会社に残るのか、転職をするかを、判断しましょう。

5:「思考は現実化する」

ナポレオン・ヒル(きこ書房)

通常の業務をしながら転職活動をするというのは大変なものです。時には心が折れそうになることも…。

そんな転職活動を成功に導くために、この本をおすすめします。

あまりにも有名なので、読んだことがある人も多いでしょう。駆け出しの雑誌記者だった著者が、鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーと出会い、その成功哲学を万人が使えるプログラムにまとめるよう依頼され、作り上げた本です。

転職活動は意外とやることが多いものです。キャリアの棚卸しに始まり、不足している知識の勉強や企業研究など。また希望の会社に内定をもらえないなど、心が折れそうになる場面もあるでしょう。そんな時に本書はあなたのモチベーションを、きっと上げてくれるはずです。

さまざまな成功原則が説かれていますが、「明確な目標を持つこと」、「願望の設定は、あらゆるもの達成の出発点である」、「体系的な行動計画を立てる」など、基本的にシンプルでわかりやすいものばかり。本書で成功法則を学び、上手く転職活動に応用してみてください。


6:「私はどうして販売外交に成功したか」

フランク・ベトガー(ダイヤモンド社)

転職活動というのは、希望会社に対して自分のセールスポイントをアピールし、雇ってもらうということ。自分というのはひとつの商品であると考えれば、その機能を説明して商品を手に入れることのメリットをアピールする、一種の営業活動だと考えられます。

そのセールスを成功させるために読んでおきたいのが、やはり営業術の本です。その手のビジネス書は膨大な数が出版されていますが、ここは古典の「私はどうして販売外交に成功したか」をおすすめします。初版発行からかれこれ50年以上を数える古典ですが、小手先の営業術ではなく、営業マンとして最も大切な心構えや考え方。おして顧客の心をいかにして導いていくかが書かれています。

例えば「一度は相手が採用した、あるいは採用を検討しているライバルの悪口は決して言わないこと」、「相手の意見には反論せず質問をすることで承認を得ること」、「相手の名前を覚えること」などが書かれています。この教えを履歴書作成、面接の場面に応用すれば……どんなに役立つかおわかりでしょう。

履歴書の書き方や面接テクニックの本はたくさんありますが、この本を読んでおけば、他のものはよむ必要はないでしょう。もちろん、転職をしてからも、実際の仕事で役に立つことは言うまでもありません。

7:「道は開ける」

デール・カーネギー(角川文庫)

著者が何十年もの歳月をかけ、あらゆる伝記数百編を読破し、さらに各界の著名人にインタビューを重ね、「悩みを克服する」処方箋をまとめた本。

転職しようか思い悩んでいる時も、転職活動で奮闘している時も、必ず心の支えになるでしょう。本書の構成を一部、抜粋してみましょう。

1:悩みに関する基本事項(今日1日の区切りで生きよ)

2:悩みを分析する基礎技術(悩みの分析と解消法)

3:悩みの習慣を早期に絶とう(カブトムシに打ち倒されるな)

4:平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法(100万ドルか手持ちの財産か)

5:悩みを完全に克服する方法(私の両親はいかに悩みを克服したか)

シンプルながら、なんとも力強い言葉が並んでいます。ちなみに著者は「私はこの地球上の誰よりも数多く『私はどのようにして悩みを克服したか』という話に耳を傾けてきたと自負している」とまで書いています。

悩みの本質というのは、時代やその人パーソナリティで変わるものではありません。ぜひ転職で悩んだら、本書を読んでみてください。


8:「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」

ちきりん(文藝春秋)

さて、最後にもう一冊、月間200万PVを誇る人気ブロガーのちきりん氏の書籍を紹介しましょう。

これから先の長い人生、経済的な変化はますます大きくなっていくことが予想されています。普通に会社に入って雇用されて働くといったことがこの先もずっと続くのか、疑問を持つ人もいることでしょう。

そんな中、それでも楽しくワクワク生き抜くために、何が必要でしょうか?

この本にはこれからの働き方を考えるヒントがいっぱい詰まっています。

〈序章〉 ”働き方本”ブームが示すモノ

〈第一章〉現状維持の先にある未来

〈第二章〉世界を変える3つの革命的変化

〈第三章〉新しい働き方を模索する若者たち

〈第四章〉「ふたつの人生を生きる」

〈第五章〉求められる発想の転換

〈終章〉 オリジナル人生を設計するために

この本を読んで、ひょっとすると、普通の会社に転職するという以外の道が見えてくる人がいるかもしれません。

転職しようか迷っているなら、本を読んでじっくり考えてみよう

以上、転職を考え始めたら、仕事を辞める前にまず読んでおきたいビジネス書をお届けしました。

ここで紹介した本もちろん、転職以外のビジネスにも役立つ名著です。転職する人もそうでない人も、少しでも関心を持った本があったなら、ぜひ一度、手に取ってみてください。

木陰の下で読書

せっかく入ったいまの会社、ずっと働き続けようとはいいませんが、人生を大きく変える転職の決断の前に、先人たちの知恵を学んでおくのは決して回り道ではない筈です。

じっくり読書しつつ、自分の気持ちを確認してみましょう。

ここで、転職に動き出す前に役立つ資格のひとつでも取っとこうと思ったら、
転職に有利な資格ランキング5 いまから勉強してとれるもの限定!

そもそも仕事についてじっくり考えみたいという人は、
「サラリーマンを辞めたい」と思ったら、独立・転職前に読む話

あなたの悩みがスッキリして、仕事がもっと楽しくなりますように。