「40代でも海外で働ける!」夢を叶えられる国と職種は?

「海外で働きたいけど、40歳過ぎてるしなぁ……」などと、年齢を理由にあきらめる必要はありません。

海外であれば、40歳以上でも活躍するチャンスはたくさんあります。

海外転職・海外移住で40代の人が海外で働く夢をかなえるためのポイントを、注意点とあわせてお伝えします。

海外にいる日本人、実は40代が多い

外務省の「海外在留邦人数調査統計」によると、海外に長期滞在する日本人(2017年10月時点)の年齢別のランキングは次のとおり。

順位

年代

人口

1位

20歳未満

30万2085人

2位

40代

28万6474人

3位

30代

23万6730人

4位

60歳以上

18万5042人

5位

50代

17万8486人

6位

20代

16万3153人

(海外に長期滞在する日本人の人口……86万7820人)

20歳未満は親の海外赴任に同伴した子供や留学生、60歳以上は海外移住者やロングステイの人が多いと考えられます。

40代でセミリタイアして海外移住の人は少ないと思われ、そのほとんどは、何らかの形で仕事をしているか、海外赴任者の同伴家族。

ちなみに40代の28万6474人の男女の内訳は、男性12万3704人、女性16万2770人で、女性の多くは夫の海外赴任に同行してきた妻と考えられます。

40代男性の大半は外交官や報道関係、民間企業勤務、研究者など、何らかの形で働いている人と考えて問題ないでしょう。

40過ぎて海外を目指すわけ

一般的に40代といえば働き盛りで、中学生・高校生か大学生の子どもがいる人も多いです。教育費と住宅ローンが両肩にずっしりと乗って、バリバリと稼がなければならない年代ですよね。

では、その40代がなぜ海外を目指すのでしょうか? 理由は人それぞれですが、よくある理由を挙げると次のようになります。

1. 海外移住

高齢になると雪や寒さを避けて、温暖な国や地域で暮らしたいと思う人も増えてきます。

さらに、少ない年金では日本での老後の暮らしが不安という人もいます。たとえば、タイやマレーシア、フィリピンなど東南アジアの国にロングステイをすると、日本の年金でもそれなりにリッチに暮らせます。

そうした国への海外移住や長期滞在を希望する人は、生活の基盤を作っておくために、40代から早めに行動に移ると想像できます。

2. 新興国の発展に貢献したい

定年退職後、あるいは定年を間近に控えた50代以上の人に特に多い理由です。

住宅ローンも終わり、子供も独立したので、日本での経験をこれから発展する若い国のために使いたい、国際貢献したいというケースです。

3. 「ものづくり」の技術を生かしたい


日本経済成長を支えてきたものづくりの仕事も、コストの関係で東南アジアなど、その多くが海外の工場にシフトしてしまいました。

最近では特に中国や東南アジアの企業が日本のエンジニアのスカウトに動いています。

長年かけて習得した繊細な技術や経験を生かせる場所が日本にはなく、新天地を求めて、あるいは仕方なく海外に目を向けるというパターンです。

どの国にどんな仕事があるの?

それでは、どの地域どのような仕事があるのでしょうか?

細やかな作業が必要とされる製造技術、日本の生産管理技術などは、アジア地域で大きな需要があり、日本の技術者は引く手あまたの状況です。

言葉や文化の違いに不安を覚える人は多いと思いますが、通訳をつけてでも採用したいという企業もあるほどです。

求人サイトから、募集のある地域や職種・業界などを拾ってみました。

求人のある主な地域

中国、香港、インド、スリランカ、アメリカ、台湾、韓国、シンガポール、タイ、ベトナム、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、カンボジア、パナマなど

主な職種と業界

【職種】工場長、技術顧問、研究開発、生産管理、品質管理、設計技術者、生産技術者、プロジェクト管理者、施工管理
(業種)製造機械メーカー、電気機器メーカー、自動車メーカー、自動車部品メーカー、家電メーカー、鉄鋼メーカー、金属製造業、ゴムメーカー、ゼネコン、部品製造業、建設業

【職種】技術顧問
(業種)農業

【職種】営業
(業種)広告代理店、広告制作会社、精密機器

【職種】経理
(業種)バイオ事業、海運会社

【職種】ウェブエンジニア
(業種)IT関連企業

有利な資格や特技、経験

・機械系・IT系の技術者資格
・該当分野での専門知識
・管理職経験・マネジメント能力
・現地の言葉
・英語(少しでもできるとコミュニケーションが取りやすくなります)

求人は日々変化します。詳しい情報は、海外求人を掲載している転職サイトを見てみましょう。求められる資格や応募条件、待遇などおおよその状況がつかめます。

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40からの海外転職メリット・デメリット

次に、40代から50代の海外転職のメリットとデメリットを押さえておきましょう。

実際に行動に移る前に、プラスとマイナスをしっかりと把握して、慎重に準備を進めましょう。

メリット

・国内ではできない仕事や経験ができる。
・現地の人たちとの出会いや交流がある。
・日本にはないビジネスチャンスをつかめる。
・外国語の習得に役立つ。
・海外での貴重な体験が自分の人生を豊かにする。
・海外経験を帰国してからの仕事に生かせる。

デメリット

・給与が現地レベルの場合、日本に残した家族を養うのに苦労することがある。
 (住宅ローンも終わり、子どもがすでに独り立ちしている場合、あるいは現地企業の幹部クラス待遇で入社する、あるいは日本企業に採用され現地に赴任する場合は、日本の基準で給与が支払われるため問題ありません。)
・その国の文化や食事になじめないことがある。
・年金など老後の備えが十分できない場合がある。
・日本の家族や友人と会えない。
・現地の言葉の習得に苦労する。
・現地で病気やケガをしたときの医療サービスに不安がある。
・海外で長期間仕事をすると、日本帰国時に年齢的に再就職が難しい。
(その国に永住する予定、あるいはキャリアの最終仕上げで、帰国後に再就職する予定がなければ問題ありません。)

リスクに対する心の準備を

リストラなどのリスク

海外の企業は日本企業とは経営慣習が異なるため、試用期間中に採用が見送られることがあります。

また、急な経営環境の悪化や方針転換などで、リストラや契約解除、解雇される、赴任した途端に倒産する、などのリスクもあります。

その場合、渡航にかけた時間、労力、費用が全て無駄になりますので、企業選びは慎重に行いましょう。

食習慣、文化などのリスク

長く生活することを考えると、食事や生活習慣の違い、医療の違いなどを把握しておくことが大切です。

水道水をそのまま飲める国というのは、世界に十数カ国しかないといわれています。特に東南アジアでは生水を飲まないように気をつけ、風土病の予防接種をしておくなどの対策をとりましょう。

治安に関するリスク


治安が日本より良くないところが多いので、盗難には気をつけて大金を持ち歩かない、危険な場所を避けるなどの注意をしましょう。また、いざというときの連絡先や日本大使館などを把握しておきましょう。

日本にいる家族や友人と連絡を取るため、また必要な情報を探すために今やインターネットの接続は欠かせません。携帯、スマホも含めて、リーズナブルで安定したサービスを確保しましょう。

言語、文化などの障壁

現地の言葉ができると、買い物にも便利ですし現地の人と交流も進みます。言葉は積極的に学んで使うようにしましょう。

何ごとも「郷に入れば郷に従え」というように、日本の習慣ややり方にこだわっていては、自分も生活しづらい上、現地にもなじめません。現地の文化や慣習を尊重し、なるべく溶け込むようにしましょう。

現地に日本人会があれば参加しておくと、生活に便利な情報が得られたり、いざというときに助けてもらったり、安心して生活ができるでしょう。

また、タブーとされることが日本と異なりますので気をつけましょう。

例えば、タイでは頭は「精霊が宿る場所」とされて、他人の頭を触ることは大変失礼なことにあたりますし、中国では氏名を書くとき、姓と名の間にスペースを入れるのは、頭と胴体が切り離されたように見え縁起が悪いとされています。それぞれの地域の風習などをあらかじめ調べておくといいですね。

ただ、海外で働く上で大切なのは、失敗を恐れず「何ごとも経験」と常にポジティブな気持ちを保つこと。万が一、失敗しても失うものは転職にかけた時間と労力だけです。楽しんで現地の生活を満喫できるといいですね。

技術や経験を活かせる場所は海外にある!

40代や50代でも、海外で働くチャンスはたくさんあります。

特に日本の企業の第一線で働いてきた人は、新興国では得がたい知識とノウハウを持った人材。身につけてきた技術や経験を生かせる職場を探してみましょう。

ただ、国や地域が変わると、いままでとは異なるビジネス慣行生活習慣があります。治安衛生状態なども国によってさまざま。快適に暮らし、仕事ができるように対策をとることが大切です。

でも、万が一、転職に失敗したり現地に溶け込めないなどのトラブルがあれば、いったん帰国してまた別の道を探してもいいのです。

広い世界の他の地域で、もう一度やり直すことも選択肢の一つでしょう。
 

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あなたが常に前向きな気持ちで道を切り開き、新天地で活躍の舞台を見つけられますように。